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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/6/5 12:00)
トランプ米政権は、同国自動車メーカー最大手ゼネラル・モーターズ(GM)から求められていた中国生産のスポーツ多目的車(SUV)ビュイック「エンビジョン」への追加関税免除を認めなかった。同車には引き続き25%の関税が課されることとなった。
米通商代表部(USTR)は5月29日付書簡で、同モデルはUSTRが国家安全保障上のリスクと見なす「中国製造2025」などの中国産業政策にとって「戦略上重要であるか、ないしはそれに関係」しているとして、免除申請を退けた。
GMは2018年7月の申請で、ビュイックブランドがホンダ「アキュラ」やフォルクスワーゲン(VW)「アウディ」、ダイムラーの「メルセデス・ベンツ」など「海外メーカーとの競争」で勝つためには関税免除が必要だと主張していた。(ブルームバーグ)
(2019/6/5 12:00)