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[ エレクトロニクス ]
(2019/6/16 05:00)
【シリコンバレー=時事】米半導体大手ブロードコムは13日、2019年10月通期業績見通しのうち、売上高を225億ドル(2兆4000億円)に下方修正した。従来見通し(245億ドル)から8.2%引き下げた。中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置の直接的な影響のほか、米中間の貿易対立の深刻化で世界的に顧客の需要が減速しているという。
ファーウェイへの禁輸措置を受けて、中堅部品メーカーの間では既に業績見通しを引き下げる動きが出ているが、半導体大手にも影響が及んできた。ブロードコムは、前期の売上高のうち約9億ドルをファーウェイ向けが占めていたという。
19年2-4月期決算は、売上高が10.0%増の55億1700万ドル、純利益は81.4%減の6億9100万ドルだった。
(2019/6/16 05:00)