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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/6/18 05:00)
中国で電気自動車(EV)メーカーの米テスラと中国の蔚来汽車(NIO)が製造した車の発火事故が相次ぎ、EVの安全性を巡る不安が強まる中、同国はメーカー側に点検を命じた。
工業情報省がウェブサイトに掲載した声明によると、メーカーはバッテリーケースや防水保護、高電圧ワイヤーハーネス、車載用充電装置の安全性に問題がないか点検する必要があり、10月末までの結果提出を求められた。
中国ではEVが絡む火災事故が相次いでいる。NIOは14日、スポーツ多目的車(SUV)「ES8」について、約2カ月で3回目となる発火事故を報告した。4月には、上海の駐車場で燃えるテスラ車の様子を映した動画が中国のソーシャルメディアで拡散、同社は調査を進めていると説明した。その数週間後には、テスラの「モデルS」が香港で発火したと伝えられた。
工業情報省は安全性点検について、タクシーなど使用頻度の高い車に特に注意を払う形で、既に販売された車についても実施されるべきだと指摘した。(ブルームバーグ)
Tesla is investigating an incident where one of its electric cars apparently caught fire in Shanghai pic.twitter.com/FaLrpKaLME
— TicToc by Bloomberg (@tictoc) 2019年4月22日
(2019/6/18 05:00)