【電子版】米ボーイング、上期納入機37％減 737MAX運航停止響き首位陥落も

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  4-6月の第2四半期では前年同期比54％減の90機にとどまった（3月12日、ワシントン州ボーイング・レントン工場＝ブルームバーグ）

【ニューヨーク＝時事】米航空機大手ボーイングは9日、今年上半期の民間航空機の納入が前年同期比37％減の239機だったと発表した。2件の墜落事故を起こした新型機「737MAX」の世界的な運航停止が響いた。年間の納入数が欧州のエアバスを下回った場合、ボーイングは2011年以来8年ぶりに首位の座を譲り渡すことになる。

　エアバスの上半期の納入数は28％増の389機だった。

　一方、上半期の純受注数は、ボーイングがMAX機のキャンセルなどでマイナス119機。エアバスはプラス88機だった。