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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/20 05:00)
【ストックホルム=ロイター時事】スウェーデン自動車大手ボルボは18日、固定費を20億クローナ(約2億1400万ドル)削減する方針を表明した。
ボルボのサミュエルソン最高経営責任者(CEO)がロイター通信に語ったところによると、ボルボは関税の影響軽減策として生産計画を世界的に修正し、コストの見直しに着手。その結果、時間給を引き下げ、調査担当者を中心に750人を削減する方針を固めた。
これにより7月から10億クローナのコストが削減される。残りの削減は、2020年上半期時点で完了している措置によって達成するという。ボルボの4-6月期の営業利益は前四半期比38.1%減の26億クローナと、減益率が1-3月期より拡大した。
市場の状況は引き続き利幅を圧迫する見通しであるものの、販売台数の伸びとコスト削減策により、今年下半期は昨年同期に比べて「力強い」業績になると見込んでいる。
(2019/7/20 05:00)