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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/24 05:00)
【ニューヨーク=時事】米総合電機大手ユナイテッド・テクノロジーズが23日発表した2019年4-6月期決算は、純利益が前年同期比7.2%減の19億ドル(約2050億円)となった。リストラ費用などの計上で減益となったが、航空機器・部品を中心に業績は好調だった。
特殊要因を除いた1株当たり利益は2.20ドルと、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の2.05ドルを上回った。
売上高は17.5%増の196億3400万ドル。市場予想平均(同)は195億5000万ドルだった。
内訳は、エレベーターの「オーティス」が0.1%増の33億4800万ドル、航空機・エンジンの「プラット・アンド・ホイットニー」が8.7%増の51億5000万ドル、航空機システムの「コリンズ」が66.0%増の65億7600万ドル、空調・同管理の「キヤリア」が1.4%減の49億6200万ドルだった。
ユナイテッド・テクは19年通期の業績見通しについて、調整後の1株当たり利益を7.90-8.05ドル(従来予想は7.80-8.00ドル)、為替変動などの影響を除いた売上高の伸びを4-5%(同3-5%)にそれぞれ上方修正した。
(2019/7/24 05:00)