[ 政治・経済 ]
(2019/7/27 05:00)
中国政府は華為技術(ファーウェイ)に関連する一部の荷物が米国に転送されたのは、業務上の手違いによるものだという米フェデックスの主張を拒否している。
中国外務省の華春瑩報道官は26日、北京で開いた記者会見で、関連当局がフェデックスの問題で調査を進めており、米国に荷物が送られたのはオペレーション上のミスによるものではなかったことが判明していると語った。調査を担当している具体的な当局機関の名前は挙げなかった。
華報道官は今後も当局が徹底的な調査を続けるとも述べ、これまでの調査でフェデックスによる他の活動も法律に反していることが分かったと説明した。
フェデックスはウェブサイトに同日掲載した資料で、同社の謝罪を中国が拒否した後も、この問題の調査で中国当局に全面的に協力しており、これからも協力を続けると表明。適用され得る全法規制の「完全な順守にコミットしている」とコメントした。(ブルームバーグ)
(2019/7/27 05:00)