[ ICT ]
(2019/7/31 10:00)
【シリコンバレー=時事】米アップルが30日発表した2019年4-6月期決算は、売上高が前年同期比1%増の538億900万ドル(約5兆8000億円)、純利益が13%減の100億4400万ドルだった。中国での販売の落ち込みに歯止めがかかり、3四半期ぶりに増収を達成。一方、販売費用などの増加で3四半期連続の減益となった。
中国(台湾と香港含む)の売上高は4%減だったが、減少幅は1-3月期(22%減)と比べて大幅に縮小。クック最高経営責任者(CEO)は「中国本土では伸びている」と復調を強調した。
主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の売り上げは12%減となり、売上高全体に占める割合が5割を割り込んだ。音楽配信やアプリ販売などのサービス部門は13%増と成長が続いた。
(2019/7/31 10:00)