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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/1 13:00)
インドネシアは電気自動車(EV)メーカーとドライバーを対象とする一連のインセンティブ導入を計画していることが、ブルームバーグが閲覧した政府戦略の草案で明らかになった。既にトヨタ自動車やソフトバンクグループなどから投資を集めているEVセクターをてこ入れする。
インドネシアにおけるバッテリー駆動車の普及を加速させ、そうした車両の生産・輸出基盤を構築するのが今回の措置の狙い。草案にはEVメーカーおよび購入者向け減税のほか、特別駐車スペースといったEVオーナー向け特典などの措置が含まれている。決定には大統領の承認が必要となる。
インドネシアで最大の市場シェアを持つトヨタは、20億ドル(約2180億円)を投じて同国内にハイブリッド車工場を建設する計画を発表。ソフトバンクグループは今週、配車サービス大手グラブを通じインドネシアに向こう5年で20億ドルを投資するとともに、同国のEVやバッテリー、再生可能エネルギー分野への投資機会を探る方針を明らかにした。(ブルームバーグ)
(2019/8/1 13:00)