(2019/12/6 05:00)
モノづくり日本会議(事務局=日刊工業新聞社)は5日、産業技術総合研究所、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、製品評価技術基盤機構(NITE)との共催により、東京・内幸町のイイノホールで「国際標準推進と出口戦略シンポジウム」を開いた。
企業や大学などが産業競争力を高めるため国際標準化・知的財産活用に関する意識共有を図る場を例年設けているもの。今回は「海洋プラスチックごみ汚染をはじめとする地球環境問題への解決に期待される国際標準―バイオプラスチック、セルロースナノファイバーと海洋生分解性評価方法の標準化」をテーマに、最先端の研究成果などが発表された。
「マイクロプラスチックによる海洋汚染の実態とそのシミュレーション技術の開発」と題して特別講演した九州大学応用力学研究所の磯辺篤彦教授(写真)は「海洋プラスチック汚染は北半球、特にアジアで進行している。東南アジア海域での本格的なプラスチックゴミ削減計画を提案していく」とした。
(2019/12/6 05:00)
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