(2020/3/12 05:00)
日刊工業新聞社が主催する「第49回日本産業技術大賞」の受賞4件が決まり、村田製作所の「高密度小型酸化物全固体電池」が最高位の内閣総理大臣賞に選ばれた。
同賞は日本の産業社会の発展に貢献した技術成果を毎年選定し、開発・実用化した企業やグループを表彰している。今回も主要産業団体、学会などを通じて推薦された技術成果の中から、学識経験者ら10人で構成する審査委員会(松本洋一郎委員長=東京理科大学学長)が厳正に審査し、受賞案件を決定した。
贈賞式は6月29日に東京・大手町の経団連会館で開く。
*受賞案件の詳細は24日から科学技術・大学面で掲載します。
内閣総理大臣賞
◇高密度小型酸化物全固体電池(村田製作所)
文部科学大臣賞
◇製造業における部品調達のデジタル革命「meviy」(ミスミグループ本社)
審査委員会特別賞
◇紙素材を建設資材へ活用した「KAMIWAZA」の開発とSDGs実現(清水建設・王子ホールディングス)
◇DED方式金属3Dプリンターの開発(三菱重工工作機械)
(2020/3/12 05:00)