新型コロナ/接触8割減「もう一段の協力必要」 再生相、経済団体とテレビ会議

(2020/4/15 05:00)

  • 西村再生相らとテレビ会談する中西経団連会長(左)(代表撮影)

西村康稔経済再生担当相は14日、人と人の接触機会が8割減れば、新型コロナウイルスの感染に1カ月で収束の道筋が見えてくるとの見通しを示した。接触機会が7割減にとどまると、収束の見通しが立つまでに2カ月かかるという。

経団連の中西宏明会長ら経済3団体首脳とテレビ会議形式で同日会談し、これらの推計を説明した上で産業界にテレワークや在宅勤務を徹底するよう求めた。経済同友会の桜田謙悟代表幹事、日本商工会議所の三村明夫会頭も会談に参加した。

西村再生相は「8割減の達成には、もう一段の協力が必要だ」とあらためて要請。これに対して三村会頭は「テレワークの導入が難しい業種や企業もある」と述べ、「3密」を回避するためにテレワーク以外の方法も考えるべきだとの認識を示した。一方、中西会長は会員企業による増産などで医療用と、工場などで使う防塵用の2種類合わせて2万枚を超すマスクを、近く医療機関に提供できるとの見通しを示した。

(2020/4/15 05:00)

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