新型コロナ／都、メールやＬＩＮＥでクラスター発生通知 都立施設内で

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  参考イメージ（東京都の発表資料から）

東京都は美術館やパスポートセンター、図書館などの都立施設について、新型コロナウイルス感染症のクラスター（感染者集団）発生時に利用者に注意を呼びかけるサービス「東京版新型コロナ見守りサービス」を１２日に始める。施設の入り口に掲示した２次元コード「ＱＲコード」を読み取って登録すると、クラスター発生時に電子メールか対話アプリケーション「ＬＩＮＥ」に通知する。感染リスクが高まったことを知らせ、市中での感染拡大を抑える行動を引き出す。「自分も感染しているかもしれない」といった不安を感じた場合は、新型コロナ用のコールセンターなどへの連絡をするよう呼びかける。

開始時の対象施設は東京都庭園美術館や新宿、有楽町などのパスポートセンター、東京スタジアム（味の素スタジアム）、多摩動物公園、都立中央図書館など。順次対象施設を増やす。政府が準備を進める「接触確認アプリ」が個人に着目するのに対し、場所（都立施設）に着目した情報提供サービスとする。