(2020/6/10 05:00)
【広島】広島県は9日、民間金融機関を通じた無利子・無担保の中小企業向け県制度融資「新型コロナウイルス感染症対応資金」の実績を発表した。5月1日から取り扱いを開始し6月2日時点で申請件数は5000件を超え、融資額は約827億円となった。
2019年度の県制度融資の申請件数は5274件、融資額は約434億円だったため、1カ月で件数は前年度並み、融資額は前年度比約2倍にのぼった。湯崎英彦知事は「新型コロナの感染症拡大が、県内中小企業の資金繰りに深刻な影響を与えている」とした。
県では金融支援のほかに、人件費の負担軽減につながる雇用調整助成金の申請手続きの費用を補助し、事業の継続、雇用確保を支援する。県は4月補正予算で県制度融資に約196億円をつけた。融資枠は3000億円。
(2020/6/10 05:00)
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