(2020/7/22 05:00)
【広島】ビーライズ(広島市中区、波多間俊之社長、082・532・3092)は、ネット上でイベントを開く「バーチャル展示場システム」を開発した。仮想現実(VR)技術を使った“ウィズコロナ時代”のツールとして注目される。人材教育や豪雨災害時の疑似体験、避難訓練などでの活用も検討されている。
ネット上の展示場ブースに製品を出展。オンライン来場者が多人数で画面を共有するパソコンモニター出力型VRを活用し、来場者はアバター(分身)をモニターに設定して出品物を360度の角度で閲覧できる。係員とのチャットが可能で製品の仕様、操作方法をやりとりできる。
船や飛行機、プラントなど大型製品の展示会も開ける。家具や自動車などの展示会主催者から問い合わせが複数あるという。メーカー独自のショールームとしても活用できる。
展示会以外では配電盤のメンテナンス訓練向けの商談が進んでいる。地方自治体からは自然災害に備えて過去の画像を参考にした被害予想や避難ルートの設定などの利用相談もあるという。
(2020/7/22 05:00)
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