(2021/3/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する「機械技術4月号」は「高品位部品を実現するバリ取り・エッジ加工」を特集する。製品の高品位化を目指すバリ取り・エッジ仕上げに着目し、求められる性能・品質に最適化するコントロール技術を取り上げる。バリ発生のメカニズムから高度なバリ取り・エッジ仕上げに必要な基礎知識を踏まえ、各種の加工に対応したバリ取り・エッジ仕上げのテクノロジーを解説。また、主要メーカーによるバリ取りシステムの機能解説や導入事例も紹介、生産効率化のヒントを提案する。
総論は関西大学の北嶋弘一名誉教授が執筆。機械加工におけるバリ生成メカニズムとそれによる抑制対策の基礎知識を解説。製品の高付加価値化をもたらすエッジの重要性とエッジ品質を形成するバリ取り・エッジ仕上げ技術と自動化・ロボット化への現状についても紹介する。
製品の高精密化、高機能化を背景に部品の微細・複雑形状化が進み高品質化への要求は一層高まっている。中でもバリ取り・エッジ仕上げは製品の性能・品質を左右する重要な工程となっている。
(2021/3/24 05:00)