(2021/4/22 05:00)
きょうは、国連が制定した「アースデー」。米国が発祥だが、世界各地で地球や環境について考える日とされる。
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、二酸化炭素の削減技術を競うコンテストの開催計画を、アースデーに合わせて発表する。総額1億ドル(約108億円)の賞金を拠出するスケールの大きさには感心させられる。
この日の最大のイベントは、米バイデン大統領が呼びかけて実施する「気候変動サミット」の開催。世界40カ国・地域の首脳が参加して、23日までの会期中に、各国が2030年時点の温室効果ガス排出削減目標を公表するなど、秋のパリ協定に向けた対策の加速を話し合う。
排出量世界第1位と2位の中国、米国がどのような削減目標を表明するのか。人権問題を指摘され苦しい立場にある中国の習近平国家主席が、何を語るのかなど、興味は尽きない。
「地球は全ての人間に必要なものは十分満足させてくれるが、全ての人間の強欲を満足させてくれるのではない」。インドのマハトマ・ガンジーの言葉だ。かけがえのない地球を守るには、どうしていくべきなのか。世界中のありとあらゆる人々がじっくりと考える日になればいい。
(2021/4/22 05:00)
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