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(2021/6/15 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」7月号では「リチウムイオン二次電池の進化と評価・解析技術」を特集する。
小型・軽量化を実現したリチウムイオン二次電池は、スマートフォンをはじめとしたIT機器の電源として大きく発展した。現在、電気自動車の車載用電源としても期待が高まっている。一方、高温・低温環境下での性能維持や長寿命化などの課題も多い。これらの課題解決に、電池の評価・解析技術は重要な役割を果たしている。
本特集では、リチウムイオン二次電池の特性評価、動作状態把握、電池の性能劣化、寿命予測など、知っておくべき知見と最新技術動向を探る。総論では、元東京農工大学教授でエンネット社長の小山昇氏がリチウムイオン二次電池の充放電特性、劣化評価、測定技術に関する最新技術動向を解説。続いて、第一線の研究者や企業の技術者が最新技術を解説している。その一つとして、大型電池を低コストで性能診断できるインピーダンス測定の最新技術について、HIOKIの森匠氏が解説している。
(2021/6/15 05:00)