産業春秋/陸上男子100メートル

(2021/6/24 05:00)

五輪の花形種目の一つ、陸上競技男子100メートル競走。日本代表3枠をめぐってハイレベルの争いが繰り広げられる。10秒05の参加標準記録をクリアし、25日が決勝となる大阪・ヤンマースタジアム長居での日本選手権で3位以内に入った選手がその座をつかむ。

標準記録は6日、9秒95の日本新記録を出した山県亮太選手を筆頭にすでに5選手が突破。自己記録9秒台も4人で日本短距離史上最高の勝負の場となる。

開催地の大阪府は緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行した。これに伴い日本選手権は観客上限が5000人に。声援はなくとも拍手や手拍子は選手への後押しになる。公認記録となるのは追い風2・0メートル以内。風の状況次第だが、好記録が生まれるのは間違いなさそう。

山県選手はセイコーホールディングス、桐生祥秀選手は日本生命保険、小池祐貴、多田修平両選手は住友電気工業にそれぞれ所属する。各社ともコロナ禍の中、選手が競技に集中できる体制を支援してきた。

100メートルの準決勝は24日19時30分頃、決勝は25日20時30分に号砲の予定。出社者も在宅勤務者もこの2日間は早々に仕事を切り上げ、瞬きする間もない真剣勝負を見届けたい。

(2021/6/24 05:00)

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