(2022/2/24 05:00)
2025年に開催の大阪・関西万博でパビリオン出展する企業・団体13者が内定した。同万博は大きな目玉として8人の著名プロデューサーが各自のテーマ館を手がけるため、国内企業・団体のパビリオン出展は抑えられている。
それでもパナソニックやNTT、住友グループ、三菱グループ、電気事業連合会、日本ガス協会などの有力企業・団体が手を挙げた。
意外な顔ぶれもある。人気アニメ『機動戦士ガンダム』を軸に出展するバンダイナムコホールディングス(HD)、衛生用品メーカーのサラヤの更家悠介社長が理事長を務めるNPO法人ゼリ・ジャパンなどだ。
内定者で興味深いのは吉本興業HD。ここ数年、吉本は国連の持続可能な開発目標(SDGs)活動に力を入れ、「住みます芸人」など全国の地方創生にも取り組んできた。21年には東京大学と提携し、知とエンターテインメントを融合したコンテンツ開発を進める。万博パビリオンにもその成果が反映されるかもしれない。
民間パビリオンは数こそ絞られたものの、多様性ある出展者がそろった。万博は国家プロジェクトだが、大阪が伝統とする“民の力”をパビリオンでもいかんなく発揮してほしい。
(2022/2/24 05:00)
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