(2023/4/14 05:00)
りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社は13日、「第35回中小企業優秀新技術・新製品賞」の贈賞式を経団連会館(東京都千代田区)で開いた。中小企業庁長官賞を受賞したアイエルテクノロジー(愛知県岡崎市)、中小企業基盤整備機構理事長賞のチトセロボティクス(東京都文京区)をはじめ、一般、ソフトウエアの両部門で計38件を表彰した。
受賞者を代表し、アイエルテクノロジーの松本順社長は「今後も社会的貢献度の高い技術開発に果敢に挑戦したい」と喜びを語った。
来賓で経済産業省・中小企業庁の横島直彦経営支援部長は「新技術や製品を生み出す力こそが日本の経済成長の重要な機会になる」と述べ、中小機構の豊永厚志理事長は「日本の底力は失われていない」と語った。
新井民夫審査委員長(東京大学名誉教授)は「製造技術、ロボット、医療など多様な分野から受賞作品を選定できた」と講評。りそなホールディングスの南昌宏社長は「日本を元気にするため、各業界をけん引していっていただきたい」と激励した。
(2023/4/14 05:00)