(2024/2/19 17:00)
キヤノン電子は19日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が開発した大型基幹ロケット「H3」試験機2号機で打ち上げた光学地球観測衛星「CE―SAT―1E」が正常に動作したと発表した。17日20時過ぎに同社赤城事業所(群馬県昭和村)内の地上局との交信に成功。受信したデータから衛星が正常であると確認した。今後は各機器の動作確認を実施し、地上を撮影した画像の取得を目指す。
CE―SAT―1Eは2017年に打ち上げたCE―SAT―1の後継機。望遠鏡部分にキヤノンのデジタル一眼レフカメラを搭載し、最大80センチメートルという高い分解能で昼間の地表を撮影できる。通常運用に向けて、新規搭載のミッション用計算機や通信機、自社開発の光学系やセンサーなどを実証実験する。
(2024/2/19 17:00)
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