(2024/3/11 17:00)
設備投資の様子見続く
日本工作機械工業会(日工会)が11日発表した2月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比8・0%減の1141億5400万円と、14カ月連続で前年同月実績を下回った。前月比は2・9%増と2カ月ぶりに増加した。景気の先行き不透明感やインフレの影響などから、全体的に設備投資の様子見が続いているようだ。
日工会では受注状況について「おおむね横ばい基調で一進一退が続いている」(調査企画部)とみる。ただ半導体関連で具体的な商談が水面下で進むなど、業界や地域ごとにまだら模様と言えそうだ。
内需は前年同月比16・5%減の324億9000万円と、18カ月連続でマイナスとなった。外需は同4・1%減の816億6400万円と14カ月連続で減少。850億円を2カ月連続で割り込んだ。
(2024/3/11 17:00)
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