日立、羽田と京都に共創拠点 製造・物流向けロボシステム強化

(2024/7/2 17:00)

日立製作所は2日、製造・物流分野における産業用ロボットシステム構築(SI)事業を強化するため、東京都大田区の羽田空港近くと京都市で共創施設を開設したと発表した。現場の自動化・最適化を提供する日立のIoT(モノのインターネット)技術基盤「ルマーダ」の実例として、実機展示や映像、プレゼンテーションなどを通じ、企業との共創を広げる。羽田の施設では年間120社の来場を目標にしている。

  • 日立は実機デモなどを通じ、顧客との共創を強化(東京都大田区の拠点)

羽田イノベーションシティ(東京都大田区)内と、京都リサーチパーク(京都市下京区)内に開設した。広さはそれぞれ約400平方メートルと約200平方メートルになる。

羽田の施設では、製造分野や物流分野における産業用ロボットSIの実機デモを中心に課題解決の事例を紹介していく。

同日会見したインダストリアルデジタルビジネスユニット最高経営責任者(CEO)の森田和信執行役常務は、デジタル分野に比べてOT(制御・運用技術)などの分野では「顧客と一緒に(ロボットなどを)見たり動かしたりしながら課題を考えるエリアは日立として提供できていなかった」と指摘。実機を体験してもらいつつ、課題を解決する拠点としていく考えを示した。

(2024/7/2 17:00)

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