- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/3/28 05:00)
日産自動車は今夏にも、日本向け電気自動車(EV)「リーフ」のリチウムイオン電池の生産を米国製から日本製に切り替える。これに伴い、国内工場に25億円を投じ生産ラインを改造する。部材の価格競争力や納期などでメリットがでると判断、新モデルの発売から1年足らずという短期間で調達先を変える。グローバルで調達ルートを最適化し、全体の競争力を高める。
日本向けリーフは航続距離228キロメートル仕様と、2015年末に追加した同280キロメートル仕様がある。同280キロメートル仕様の電池は日産の米スマーナ工場で電池セルを生産し、モジュールにしてから、追浜工場(神奈川県横須賀市)でパックにして車両に組み付けている。
今後、日本向けリーフの電池生産は、日産とNECの共同出資会社であるオートモーティブエナジーサプライ(同座間市、AESC)が一貫して担う。電池の基本仕様は変わらない。
欧州向けリーフの電池生産...
(残り:351文字/本文:751文字)
(2016/3/28 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
ログインするとこんな内容・詳細が読めます
- 電池の生産の流れをこう変える
- 電池のシート積層ラインを改造
- 日本製に切り替えた要因は