マウザー、BAW共振器を内蔵した、TI社製超低ジッタLMK05318クロックの取り扱いを開始

最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス（Mouser Electronics、本社： 米国テキサス州マンスフィールド、以下: マウザー）は、テキサス・インスツルメンツ（Texas Instruments、以下: TI）社のLMK05318ネットワーク・シンクロナイザ・クロックの取り扱いを開始しました。LMK05318は、BAW（バルク弾性波）共振器を内蔵した、400Gbpsリンク向けの超低ジッタ・シングルチャネル・クロックで、これによりシステムは、より大量のデータをより高速に伝送することが可能になり、競合デバイスよりも高いシステム・ジッタ・バジェットのマージンを提供します。

マウザーより購入可能な、TIのLMK05318は、高性能なネットワーク・シンクロナイザ・クロックであり、ジッタ・クリーニング、クロック生成、高度なクロック監視を提供します。超低ジッタ、高PSNR(電源ノイズ除去性能)、業界最高クラスのヒットレス・スイッチング性能により、56Gbps（および新興の112Gbps)PAM4（パルス振幅変調4）リンクに最小のビットエラー特性を提供し、より優れたネットワーク性能を実現します。

LMK05318は、水晶発振子のジッタおよび周波数、リファレンス入力にかかわりなく、TI独自のBAW電圧制御発振器（VCO）技術を使い、50fs RMSのジッタで出力クロックを生成できます。デバイスは、通信インフラおよび産業機器のタイミング要件を満たし、設計戦略の合理化による市場投入期間を短縮するほか、より安定し、簡素化され、高性能なデータ供給を可能にします。

マウザーは、開発用にTI LMK05318EVM評価モジュールも取り揃えています。LMK05318EVMには、クロック入力、発振器入力、およびクロック出力用のSMAコネクタが提供されているので、デバイスに接続し50Ωテスト機器で使用が可能になります。オンボード水晶発振子により、LMK05318は 自走モード、ロックモード、ホールドオーバーモードにて評価が可能です。評価モジュールは、オンボードUSBマイクロコントローラ・インターフェイスを介してPCを使用し、TIのTICS Proソフトウェア・グラフィカル・ユーザー・インターフェイスで設定が可能です。

詳細については、www.mouser.com/ti-lmk05318-synchronizer-clockをご覧ください。

マウザーは、幅広い製品ラインと優れたカスタマーサービスを通して、先端技術を備えた製品を提供し、設計技術者とバイヤーに向けてイノベーションの推進に貢献できるよう努めています。マウザーは、最新の設計プロジェクトに最適な最新の半導体および電子部品を世界でどこよりも幅広く取り揃え、顧客の設計リードタイムの短縮を支援します。単に電子部品を売る会社ではなく、時間と利便性を提供する会社であるマウザーのウェブサイトMouser.comは、絶えず更新されており、ユーザーが素早く製品を探せるよう高度な検索方法を提供しています。またMouser.comでは、データシート、サプライヤー別リファレンスデザイン、アプリケーションノート、技術設計情報、エンジニアリングツールも提供しています。

マウザーについて
マウザー・エレクトロニクスは、バークシャー・ハサウェイ社のグループ企業であり、数々の受賞歴を有する、半導体および電子部品の正規代理店です。提携メーカーの新製品を電子設計技術者およびバイヤーへいち早くお届けすることに注力しています。マウザーのウェブサイト Mouser.com は、多言語・多通貨に対応し、750社を超えるメーカーの500万点以上の製品を揃えています。マウザーは、世界25カ所のサポート拠点からクラス最高のカスタマーサービスを提供し、テキサス州ダラス南部にある７万平方メートル（東京ドームの約1.5倍）の施設から、220カ国60万人を超えるお客様に向けて製品を提供しています。詳しくは、http://www.mouser.jp をご覧ください。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000034430.html