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(2019/12/12)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:三栄
“中学生にも理解できる”最近エンジンの技術をわかりやすく解説する基礎講座
株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:星野邦久)は、2019年12月13日より『モーターファン・イラストレーテッド(MFi) Vol.159』を発売いたしました。
モーターファン・イラストレーテッド Vol.159
特集「よくわかるエンジン」
三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11184
従来のガソリンでもディーゼルでもない、第3の内燃機関としてマツダが進めてきたSKYACTIV-Xエンジンが、ついにMAZDA3に搭載された。このSKYACTIV-Xエンジンに代表されるように、現代のエンジンは精密で繊細。なりゆきで回し、力を得ていた時代と様相が大きく異なる理由は環境対応のためだ。燃料を一滴でも無駄にしたくない、少しの損失も許したくない。でもパワーは失いたくない。これらをすべて満足させることは至難の技。結果として、エンジンは機械的にも運転サイクル的にも複雑化の一途をたどる。MFi vol.159の特集では、複雑怪奇になってしまった現代のエンジン技術を理解するために、起こっている「現象」から、施されている手段をひとつひとつわかりやすく解説する。
『速く燃やす』
酸素を含んだ空気と、酸素と反応する成分を持った燃料を“ちょうどよく混ぜて”、素早く燃やすことは、どんな自動車用内燃エンジンにも共通した基本性能。最近は「ガソリンとディーゼルの性格が似てきた」と言われるが、目指すところは「だらだらと燃えると余計なものが出てくる」ものを抑制するためだ。ガソリンとディーゼルそれぞれの燃焼から、冷却損失を抑えるためのS/V比の向上についてまで、燃焼効率を改善する技術について解説。
『仕事率を上げる』
密封状態で燃料と空気をミックスした混合気を燃焼させることで、運動エネルギーを生み出している内燃エンジンにとって、圧縮比を高めることは燃焼温度の上昇と、より強力な圧力の発生を意味する。圧縮比を高めると、内燃エンジンの熱効率はどう変わるのか? 同時に高圧縮比化にともなう、「異常燃焼」という弊害が発生するリスクをどのように解消しているのだろうか?
『空気をたくさん送り込む』
エンジンが力を発揮するには、いかに多くの空気を含んだ酸素をエンジン内に取り入れるか、だ。かつて、ターボチャージャーやスーパーチャージャーを使う理由は「大きな力」を得るためだった。しかし、最近の過給エンジンには「排気量を減らす」「気筒数を減らす」「高回転まで使わない」という目的がある。
この他にも、「よく混ぜる」「最適に冷やす」「排出ガスを浄化する」といった現象についてもわかりやすく解説する。
【主なコンテンツ】
Introduction:エンジンの仕組み
Basics:エンジンはどうやって仕事をしているか
Chapter 1 「速く燃やす」
Case1:ガソリンとディーゼル、それぞれの燃焼
Case2:ガソリンと軽油は何が違うのか
Case3:なるべく燃料を少なく使いたい
Case4:エンジンは呼吸をする
Case5:冷却損失を抑えるためにーS/V比の向上
Chapter2 「仕事率を上げる」
Case1:圧縮比とはなにか
Case2:ガソリンとディーゼルはなぜ圧縮比が違うのか
Case3:高圧縮比にともなう危険な現象
Case4:可変バルブタイミングの目的
Chapter 3 「よく混ぜる」
Case1:なぜ直噴化が進むのか
Case2:燃料インジェクターの圧力
Chapter 4 「空気をたくさん取り込む」
Case1:なぜ過給しなければならないのか
Case2:ターボチャージャーとはなにか
Case3:過給は万能ではない
Chapter 5 「最適に冷やす」
なぜエンジンは冷やさなければいけないのか
Chapter 6 「排ガスを浄化する」
後処理装置の種類と目的
Chapter 7 「電動化を正しく理解する」
モーターはなぜ独り立ちできないのか
Motor Fan illustrated
モーターファン・イラストレーテッド
Vol.159 よくわかるエンジン
発売日:2019年12月13日
定価:1760円 (本体価格:1600円)
ISBN:9784779640544
三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11184
三栄/ebooks(電子書籍):https://3a.as-books.jp/books/?no=13
アマゾン:https://amzn.to/37Z9iEH
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