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(2020/1/15)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社オールアバウト
~ 注目トピックスは家事シェアできる「ダイニング家電」と 「サブスクリプション家電」の登場 ~
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)は、家電を知り尽くす6名のAll Aboutガイドが、2019年度発売(2018年12月6日~2019年12月31日)の家電を対象に、優れた逸品を表彰する「All About 家電アワード(以下、家電アワード)」を実施しました。
■All About 家電アワード特集ページ:https://allabout.co.jp/feature/sp_kadenaward2019/
今回の家電アワードでは、キッチン・住宅・掃除・洗濯/衣類ケア・健康/美容の5カテゴリー・全22部門から選出された計61商品を表彰するほか、最も感動や驚きを感じた家電として「All About 家電アワード大賞(グランプリ、準グランプリ)」を決定。大賞グランプリには『三菱ブレッドオーブン TO-ST1』が輝きました。大賞準グランプリは『アイロボット ルンバi7+』、『シャープ プラズマクラスタードレープフロードライヤー』に決定しました。当アワードは、信頼性の高い専門家のお墨付きとともに、それぞれのライフスタイルに沿った最新の家電情報を提供することで、生活者に満足感を与える購買体験をサポートすることを目指します。
■グランプリ・準グランプリ商品一覧
大賞グランプリ 三菱電機「三菱ブレッドオーブン TO-ST1」
専門家の評価コメント
庫内スペースを最小限にした「一枚焼き」だからこそ、食パンの水分や香りが逃げてしまうことなくトーストでき、まるで焼きたて食パンのようなおいしいトーストが焼きあがる。デザインも斬新で、ダイニングに出したままにできるのも良し。今後のトースターのあり方を変える逸品!(戸井田)
パンを徹底的においしく焼くために、1枚焼きにしてしまった潔さがすごい!トーストにチーズとハムと卵を載せたクロックムッシュや、フワフワのフレンチトーストなども絶品になります。(安蔵)
準グランプリ アイロボット「ルンバi7+」
準グランプリ シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」
■受賞商品の一例
キッチン
炊飯器部門
象印マホービン
圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」 NW-ES07
【専門家コメント】
普段は3合で十分だけど、家族やお客さんが来るなどいざというときに不安、という消費者の心理を踏まえ、業界では前例のない4合炊きを開発した柔軟な発想を高評価。4合炊きをコンパクトボディで実現した技術力もお見事。(戸井田)
住宅
空気清浄機部門
ダイソン
Dyson Pure Humidify+Cool 加湿空気清浄機
【専門家コメント】
UV-Cライトを使用して加湿に使う水の清潔性に配慮したモデル。加湿器にはつきもののフィルターのお手入れを簡単にできるようにし、使い勝手を向上させている。季節家電は使わない時の保管のスペースを確保しなければならないことが多いが、本機は1台で、加湿、空気清浄、送風の3役をこなすため、一年中出しっぱなしにできる。(伊森)
掃除
拭き掃除部門
ケルヒャー
フロアクリーナー FC 3d
【専門家コメント】
雑巾がけできるコードレスクリーナー。常にきれいな水を給水し、汚水を回収するシステムが画期的です。大きいので少々扱いは大変ですが、ローラーが毎分500回転して汚れをごそっと落としてくれるので、本格的に床掃除したいニーズにピッタリ!(田中)
洗濯・衣類ケア
ドラム式洗濯機部門
日立グローバルライフソリューションズ
ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120E
【専門家コメント】
この一年、家庭に Wi-Fi 機能が搭載された家電が普及し、ネットワークと繋がり自動で最適な動作を判断するAI家電が増えている。日立の「AI お洗濯」は、洗濯物の汚れの程度や生地の種類、水温や硬度などを認識して最適に洗濯してくれる。それはまさにスマート時代に求められる家電の機能だと言える。(コヤマ)
健康・美容
睡眠ケア部門
フィリップス
SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド
【専門家コメント】
眠りの質を上げることを、小手先だけでなく真剣に考えているヘッドバンド。価格はある程度するものの、ちゃんと2週間使い続けること、30代から50代くらいをピンポイントに効果が出ることなどを表明している点なども好感が持てるし、しっかりとスマホと接続することで見えてくるデータで効果も実感できます。(滝田)
■審査員ガイドの2019年家電業界注目トピックス
●家事シェアを促す家電が人気!
共働きが増えているいま、家事の省手間は必須課題。洗剤が自動投入できる洗濯機や、レシピを提案してくれるオーブンレンジなどが人気です。しかしそれ以上に、家族の家事参加=家事シェアが有効です。そんなニーズを受けて2019年は家事シェアを促す家電が登場し、支持を集めました。
例えば、家具のようなデザインの冷蔵庫や、卓上で使いやすいサイズのトースターやホットプレートなど、キッチンの中にあるのが定番だった家電達がダイニングに出てくることで、家族も食事の支度に参加しやすくなり、自然と家事シェアができます。これからは「キッチン家電」ではなく「ダイニング家電」というジャンルが定着するでしょう!
●サブスクリプション家電の夜明け
今年はアイロボットやバルミューダといった注目のメーカーがサブスクリプションでの家電販売サービスを立ち上げました。実はそれに先んじてダイソンなども目立たない形でサブスクリプションを取り入れたり、パナソニックなども一部の家電を同じように売り出しています。
来期以降、おそらく本格的にこの動きは加速し、多くの家電メーカーが同じようにサブスクリプションの販売サービスを、自社、もしくは既存のレンタルサービス、リース会社などと立ち上げることでしょう。特に大型家電などはこれにより、ユーザーの初期投資の負担が軽くなり手に入れやすくなると同時に、故障に対するリスクも減るなど、いい動きだと思います。
ただ、そうなるとこの先、より家電を指名買いするような傾向が確実に強まるため、デザイン性の高さが家電を作る上で重要になってくると思います。
●AI+IoTの普及
2019年はシャープが提唱する「AIoT(AI+IoT)」に限らず、AI(人工知能)とIoT(もののインターネット)がかなり浸透した1年だったと思います。以前は家電をインターネットにつなげることへのハードルが高かったのですが、少しずつWi-Fi内蔵家電が増え、上位機種ではだんだんと当たり前になりつつあります。遠隔操作ができたり、室内の様子を見守れるといった利便性向上が魅力です。また、AIがユーザーの使い方や生活スタイルなどを学習して自動的に動作するものも増えてきました。インターネットにつながることでさらに進化できるため、AIとIoTはどちらも欠かせないものになっていくと思います。
●安心して買える熟成の年
2019年の家電は全体的にブラッシュアップの年だった。驚くような新製品や新機能はあまり多く登場していない。その代わり、前年までに登場した製品の細かな部分に手が入り、より熟成された製品が数多く登場した。その意味では非常に「買い」な製品の多い年だったと言える。
●美容家電の高機能化と自宅サロン志向の浸透
今年も各美容家電メーカーから、様々な新製品が登場。特にエステサロンで体験できるようなレベルのケアが自宅でできる高機能なものも多く、ますます自宅サロン傾向が高まりました。実際に私自身、継続して使うことで大きな違いを実感したものが多数あります、近年は海外からも高い技術を持つ新興メーカーが参入してきていますので、2020年も新製品情報に注視していきたいと思います。
●家電のレンタル・サブスクリプションサービスが広まる
アイロボットが月額1200円から同社製品を使えるサブスクリプションプラン「Robot Smart Plan」を開始したほか、家電量販店のノジマが単身者向けの「家電シェアリングサービス」を実施。このほか、「サブスクライフ」「CLAS」など、家具のほかにも家電のサブスクリプションサービスを始める企業が増えており、今後も家電のレンタル・サブスクリプションサービスの動きが広まると考えられる。
■2019年度「All About 家電アワード」実施概要
【対象商品】
2018年12月6日~2019年12月31日の期間に発売された白物家電
【審査方法】
家電に精通した6名のAll Aboutガイドが、約90点のノミネートのなかから、全22部門において優秀だと認める商品を計61点選出し、部門賞(金・銀・銅賞)を選定。さらに、全ノミネート家電を対象にし、「All About家電アワード」グランプリを1点、準グランプリを2点決定。
【審査員】
「家電」ガイド 戸井田園子氏、「家電」ガイド 滝田勝紀氏、「パソコン周辺機器」ガイド 安蔵靖志氏、「デジタル・白物家電」 ガイド コヤマタカヒロ氏、「美容家電・育児用品」ガイド 田中真紀子氏、「家電マーケティング」ガイド 伊森ちづる氏
■「All About」について http://allabout.co.jp/
約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイトを運営。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約2,300万人(2019年12月実績、PC・スマートフォン・モバイル含む)となっています。「あなたの明日が動きだす」というサイトスローガンのもと、システムだけでは到達しない満足度へ“人”がナビゲートするサービスです。
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