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(2020/11/5)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:パナソニック
パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX Sシリーズ DC-S5/S1R/S1/S1Hにおいて、AFや動画性能などの機能向上に対応したファームウェアのダウンロードサービスを、2020年11月24日(火)より開始します。
本サービスにより、様々なフィールドで動画や写真を撮影するクリエイターの作品作りへのサポートをすることで、新たなデジタル一眼市場を提案していきます。
【1】DC-S5の機能強化
動画記録の強化
●Cinema4K(4096×2160)動画記録に対応
MOV形式による、以下のCinema4K(4096×2160)動画記録に対応します。
●ATOMOS社製 Ninja V HDR モニター/レコーダーへ動画RAWデータを出力
ATOMOS社製 Ninja V HDR モニター/レコーダーへHDMI経由で、5.9K 29.97pや4K 59.94pなどの動画RAWデータの出力が可能になります。ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAWをNinja Vで記録できるので、プロの映像制作ワークフローへ柔軟に応えます。
※ 各モードの記録対応状況は、ATOMOS Ninja Vのバージョンによります。詳細は、ATOMOSにお問合せください。
※ 対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
●動画アシスト機能の拡充
・ベクトルスコープ表示…色相・彩度を測定し、適切なホワイトバランス設定をサポートします。
・マスターペデスタル…映像の基準となる黒レベルを設定できます。
・SS/ゲイン操作…シャッタースピードの「角度表示」、ゲインの「dB表示」に対応します。
・フリーアングルモニター回転時の画面反転表示の選択
AFの強化
●「1点AF」、「1点+補助AF」設定時の自動認識AFに対応
AFモードを「1点」、「1点+補助」に設定時も、自動認識(顔・瞳認識AF・人体認識AF・動物認識AF)が有効になるので、認識した被写体に合わせて、ピントの追従精度が向上します。
●動画撮影時の「AF+MF」に対応
「AF+MF」をONにすると、AF設定時でも動画の撮影中にマニュアルフォーカス操作が可能になります。手前に小さな被写体があるシーンなどで、素早いピント合わせが可能になります。
●V-Log撮影時のAF性能向上
その他追加の機能
●新しいフォトスタイルを搭載
・L.クラシックネオ…カラーフィルム風の、ノスタルジックで優しい色合い
・L.モノクロームS…ポートレート撮影に適した軟調で柔らかな印象のモノクローム
【2】DC-S1R/S1/S1HのAF強化と動画機能の利便性向上
AFの強化
●「リアルタイム認識AF」に対応
AI分野の先進技術であるディープラーニングを応用した「リアルタイム認識AF」アルゴリズムに、人体の「頭部認識」を新たに加えることで、人物に対するAF追従性能を強化しました。動く被写体や、人物の顔が隠れてしまうようなシーンでも、頭部と人体の位置やサイズ、画角により撮影意図をカメラが自動で判別し、背景抜けを抑えながらフォーカスし続けます。人の顔と瞳を検知し、自動でピントを合わせる「顔・瞳認識AF」も「頭部認識」により、遠くの小さな顔も認識し続けることが可能になりました。強化された「人体認識」と「顔・瞳認識AF」の組み合わせで、人物へのより高精度なAF追従を実現します。また動物認識も搭載しているので、動物に対しても高いフォーカス性能を発揮します。
●「1点AF」、「1点+補助AF」設定時の自動認識AFに対応
AFモードを「1点」、「1点+補助」に設定時も、自動認識(顔・瞳認識AF・人体認識AF・動物認識AF)が有効になるので、認識した被写体に合わせて、ピントの追従精度が向上します。
●動画撮影時の「AF+MF」に対応
「AF+MF」をONにすると、AF設定時でも動画の撮影中にマニュアルフォーカス操作が可能になります。手前に小さな被写体があるシーンなどで、素早いピント合わせが可能になります。
●V-Log撮影時のAF性能向上(S1(※)/S1H)
※ DC-S1は、専用アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を購入後、本体にアクティベートする必要があります。既に「DMW-SFU2」をアクティベート済みの場合には、再度購入いただく必要はありません。
動画機能の利便性向上
●動画記録時の赤枠表示/SSゲイン操作(DC-S1R/S1)
●フリーアングルモニター回転時の画面反転表示の選択(DC-S1H)
●4K動画スマートフォン転送(DC-S1R/S1/S1H)
●動画縦撮り判定(DC-S1R/S1/S1H)
縦位置で撮影した動画を自動判別し、スマートフォンで再生時、縦向きで再生されます。
【3】DC-S1R動画機能の強化
●5K(4992×3744)動画記録に対応
MOV形式による、以下の5K(4992×3744)動画記録に対応します。
●HLG(ハイブリッドログガンマ)動画
フォトスタイルに[2100ライク(HLG)]を追加し、10bit撮影時のHDR動画記録に対応します。
●ハイレゾ音声の収録
別売XLRマイクロホンアダプター(DMW-XLR1)を使用することで、ハイレゾ音声記録が可能になります。
●輝度レベル設定
10bit対応で、64-940(8bit時は、16-235)を追加します。
●4:2:2 10bit外部出力
HDMIでの、4K 60p/4K 50p 4:2:2 10bit外部出力に対応します。
※ HDMI出力中は、カメラ本体SDメモリーカードへの動画記録はできません。
■機種ごとのファームウェアアップ内容は下表のとおりです。
本ファームウェアは、2020年11月24日(火)より、下記サポートサイトからダウンロードすることができます。
■LUMIX Sシリーズ対応ファームウェア
【S1R ファームウェアVer.1.6】
【S1 ファームウェアVer.1.6】
【S1H ファームウェアVer.2.2】
【S5 ファームウェアVer.2.0】
http://panasonic.jp/support/dsc/
<関連リンク>
▼パナソニック フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S1R
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s1r.html
▼パナソニック フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S1
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s1.html
▼パナソニック フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S1H
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s1h.html
▼パナソニック フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S5
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5.html
●Ninja V / ATOMOSは、ATOMOS Limited の登録商標です。
●Apple、ProResは、米国Apple Inc.の米国、および各国における商標、または登録商標です。
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