アジレント・テクノロジー、複数のイノベーションアワードを受賞

The Analytical Scientist Innovation Award 2020に選定されたアジレント製品群

※このお知らせは、米国時間2020年12月14日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。


2020年12月22日

アジレント・テクノロジーズ・インク（社長兼CEO：マイク・マクマレン、本社：米国カリフォルニア州サンタクララ、NYSE:A、日本法人：アジレント・テクノロジー株式会社）は、NanoDis System 、ならびに5800/5900 ICP-OESで使用されている革新的な新型のポリクロメーターが、The Analytical Scientist から、イノベーションアワードを受賞したことをお知らせします。

このたび市場投入されたNanoDisシステムはクロスフローろ過を採用しています。この概念は従来プロセス化学で用いられていたもので、従来の溶出試験機でナノ粒子製剤の溶出試験を可能とするものです。ワークフロー全体の自動化に加えて、新システムは新薬の上市プロセスを改善します。

アジレントのリキッドフェーズ分離事業本部 グローバルマーケティング担当アソシエイトバイスプレジデントであるMichael Frankは次のように語っています。
「溶出試験コミュニティからNanoDisシステムについて非常に前向きな反応をいただいていることは注目に値します。アジレントでは、科学者、ならびに科学者の皆様の効率的かつ効果的な方法で信頼性の高い結果を得たいというニーズをサポートする製品を提供しようと努めております。NanoDisシステムはまさにこれを体現したものです。」

Agilent ICP-OESのポリクロメーターの設計変更は、検出下限を低減させ、スペクトル分解能を改善することで、最新のAgilent ICP-OES装置（2020年度前半発表）の性能を向上しています。この改良は装置性能を高めるだけでなく、設置面積とアルゴンガス消費の低減にもつながっており、ラボにとってさらにサステナブルな装置となっています。

アジレントのスペクトロスコピー部門バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのKeith Bratchfordは次のように語っています。
「新設計のポリクロメーターは当社のICP-OES装置を前進させるうえで、まさにゲームチェンジャーとなっており、元素分析の水準を引き上げています。The Analytical Scientistのイノベーションアワードを受賞したことは、装置パフォーマンスを向上させる方法を継続的に追求しようと努める当社の研究開発チームのすばらしい仕事ぶりの証左と言えます。」

R&D 100 アワードにおいて金賞を受賞しており、The Medicine Maker’s Innovation Awards のファイナリストにも残った「Agilent Vayaラマン 原材料同定検証システム」を含む、発展を通して、アジレントは生活の質の向上や科学の発展というコミットメントを実現しています。アジレントの装置やテクノロジーは、疾患研究の促進、最先端の治療法の開発や、クリーンな水、空気、燃料の確認などにおいて、科学者の助けとなります。アジレントが助けとなる発見は、世界をより住みやすい場所へと変えていきます。

アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場におけるグローバルリーダーであり、生活の質を向上させるインサイトやイノベーションを提供しています。当社の機器、ソフトウェア、サービス、ソリューション、人材は、お客様が抱えるきわめて困難な課題に信頼できる答えをお届けします。2020 年度の売上高は 53 億4000万米ドルでした。従業員は全世界で 16,400 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、http://www.agilent.com でご覧ください。アジレントの最新の情報を得るには、Newsroomを購読してください（英語）。Linked In、Twitter 、Facebook でアジレントをフォローしてください（英語）。日本語のTwitterアカウント （AgilentChem_JP および AgilentLife_JP） をフォローしていただくと、日本語で情報をご覧いただけます。
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