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抗ウイルスHEPAフィルタ付・卓上シールド開発

(2021/2/24)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社日本マシンサービス

抗ウイルスHEPAフィルタ付・卓上シールド開発

特許技術のエアカーテンで呼気を吸引し、抗ウイルスHEPAフィルタでウイルスを除去。窓口業務、会食などの2次感染リスクを低減。

一般的なシールド板は呼気中飛沫の直撃を防ぐ効果はあっても、その後漂う飛沫は空気中に蓄積し、特に会議、接客、会食など長時間対面する場合、感染リスクは徐々に増大する。 株式会社日本マシンサービス(東京都墨田区文花2-2-8 代表取締役社長 片桐茂夫)は、シールド板に送風機構と抗ウイルスHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter 日本無機(株)製)を加えた卓上シールドを開発した。 シールド板で遮った飛沫は直ちにフィルタで捕集し、フィルタに含まれる溶菌酵素により飛沫中のウイルスを除去し、清浄な空気として室内に戻す。飛沫拡散を模擬した社内試験では、送風機構で処理した場合は、処理しない場合と比較して、1時間後の室内飛沫濃度は90%以上低減した。(実験は実空間ではございません。条件によって結果が異なる事がございます。)







エアカーテンのメカニズム

卓上シールドを構成する、シールド板、送風機構、抗ウイルスHEPAフィルタは図に示す配置で、シールド板の前後に上昇気流のエアカーテンを形成する。
 エアカーテンが約0.3㎧程度の微風時に室内飛沫濃度は最も低く、強風の時は濃度がむしろ高くなることが実験で判明した。


これは、エアカーテンが強風の場合は、シールド板に向かう呼気飛沫はエアカーテンに跳ね返されて室内に拡散する一方、微風の場合は呼気飛沫はエアカーテンを貫通してエアカーテン内に取り込まれて室内に拡散しないためと考えられる。
 エアカーテンを貫通した呼気飛沫は、シールド板に衝突し、シールド板に沿って風向きを変え、放射状に拡散しつつ減速するため、そのまま空気溜に滞留する。 その後、滞留した呼気飛沫はエアカーテンの流れに乗って抗ウイルスHEPAフィルタを通過し、浄化されて室内に戻される。


卓上シールドの特徴



本シールドは、抗ウイルスHEPAフィルタを内蔵します
HEPAフィルタは捕集したウイルスを除去します
接客・打合・食事など長時間対面時に効果的です
テーブルに載せ、電源を入れれば、直ちに利用できます
シールド下のスペースで書類などの受け渡しができます
シールド板まわりは開放していてないので音声がこもらず、聞き取りやすい
装置の作動音は55db以下です
浄化した空気は室内に戻すため、換気設備等の追加は不要です
日本無機株式会社製 抗ウイルスHEPAフィルタを採用
日本無機株式会社ホームページによれば、抗ウイルス効果は3年間持続する





飛沫模擬の拡散試験結果

 舞台演出などで用いるスモークマシンから室内に放出されたスモークで飛沫を模擬し、室内のスモーク濃度変化から拡散状態を実測する。 2秒間隔で1時間に合計1200回スモークを室内に放出し、スモーク濃度センサーを室内15ケ所の変化を測定したところ、今回開発した卓上シールドを用いると90 %以上濃度が低減した。
 なお、試験実施にあたっては、千葉大学にご協力をいただきました。





出願済特許



 特願2020-157952
  『雰囲気遮断浄化装置、エアロゾル浄化方法、フィットネスクラブ、医療施設、及びイベント会場』
特願2020-189892
『雰囲気浄化方法及び雰囲気浄化装置』




試運用開始

2021年1月に試作品が完成し、金融機関融資窓口、ハウスメーカー商談コーナー、区役所内の相談窓口など長時間対面する場所に設置して試運用を開始した。 同年2月から注文受付を開始し、3月から一般向けに販売する。 
商品名は『コロナックス』




提携先企業募集中

 開発元の株式会社日本マシンサービスは提携先企業に技術提供し、提携先企業が製品を製造販売する。 現在、全国から提携先企業を募集している。


CORONAX WEBサイト   https://www.coronax.tech/


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