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AIプラットフォーム「AIRI」をオリンパス社に導入

(2021/7/13)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:東京エレクトロン デバイス株式会社

開発環境の構築や動作検証の工数を削減、短期間で安定性のあるAI開発環境の構築を実現

東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之、以下TED)は、オリンパス株式会社(本社:東京都新宿区、取締役 代表執行役 社長兼CEO:竹内 康雄、以下オリンパス社)のAI開発環境の構築にあたり、NVIDIA社のGPUサーバー「DGX-1」とPure Storage社のスケールアウト型ストレージ「FlashBlade」を組み合わせたAIプラットフォーム「AIRI」を導入しました。 URL: https://cn.teldevice.co.jp/case/olympus/


■導入の背景
オリンパス社のソフトウェア戦略グループではAI開発における研究開発の効率化や競争力強化を目的に、AI開発環境の強化を目指しています。
このような状況において、AI開発環境の迅速な整備が必要不可欠でしたが、AI開発にはさまざまな要素が必要であり、開発環境の構築や検証には多くの時間がかかっていました。また、機械学習に用いる画像データは大容量であるため、データを高速で効率的に管理するストレージ環境の整備などの課題がありました。

これらの課題を解決するため、TEDではNVIDIA社のGPUサーバー「DGX-1」とPure Storage社のオールフラッシュのオブジェクトストレージ「FlashBlade」を、Arista Networks社の「100Gigabit Ethernetスイッチ」で相互接続した、機械学習などの高性能分散コンピューティングに対応するAIプラットフォーム「AIRI」を提案し、導入にいたりました。


■導入の効果
AIプラットフォーム「AIRI」の導入により、開発環境の構築や動作検証の工数を削減し、短期間で安定性のあるAI開発環境の構築を実現しました。

導入済みであった企業向けコンテナオーケストレーションツールのRedhat Openshift環境に、新規AI環境であるAIRIを統合した結果、AI開発環境の共通化とリソースを効率化するとともに、開発者自身が必要なAI開発環境の切り出しを行えるなど、開発者に対して柔軟なAI開発環境を迅速に提供することが可能になりました。
また、「FlashBlade」のファイルの高速転送機能によりコンテナの迅速性への追随と必要に応じた柔軟な容量の拡張が可能になり、ストレージの効率的な運用を実現しました。

「AIRI」の導入により、短期間で柔軟性のあるAI開発環境を整備したことで、AI開発の効率化に寄与しています。

TEDは2019年にオリンパス社のソフトウェア戦略・PMO部に「AIRI」と、「FlashBlade」、FlashBladeのドライバーである「Pure Service Orchestrator」を提供しています。今後はストレージ容量の拡張や、AI以外のソフトウェア開発の環境への用途を拡大することを目指します。

TEDでは、先進的、先鋭的なテクノロジーを積極的にご紹介し、課題ヒアリングから事前検証、導入支援、導入後のサポートまでご支援いたします。「AIRI」を構成するNVIDIA社Pure Storage社Arista Networks社の製品の知見を生かした提案・サポートが可能であることに加え、「AIRI」をはじめとした先進的なAI開発環境を提供することで、お客様のAI開発や活用に貢献していきます。


■事例紹介インタビュー
URL: https://cn.teldevice.co.jp/case/olympus/


■「AIRI」の機能・特長
NVDIA社のスーパーコンピューターであるNVIDIA DGX-1とPure Storage社のFlashBladeによる業界初の AI 完全対応のインフラストラクチャです。シンプルで高速なインフラストラクチャを提供し、AI 完全対応最小のAIRI Mini からラックスケールに至るまで、将来に渡ってあらゆる規模の AI 要件にダウンタイムなしで対応します。
URL: https://cn.teldevice.co.jp/product/airi/


【オリンパス株式会社について】
オリンパスは1919年に顕微鏡事業で創業し、レンズやカメラなど光学機器メーカーとして業界をリードしてきました。現在は世界シェアで70%と圧倒的なポジションにある消化器内視鏡や外科内視鏡製品を提供する内視鏡事業、外科用デバイスや処置具等を提供する治療機器事業、生物用・工業用顕微鏡、工業用内視鏡等を提供する科学事業の3事業を展開しています。今後は強みを持つ医療分野のビジネスをさらに強化し、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を通して、社会に貢献していきます。
URL: https://www.olympus.co.jp/


【東京エレクトロン デバイス株式会社  CN BUについて】
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
URL: https://www.teldevice.co.jp/

CN BUでは、ストレージ、ネットワーク、およびセキュリティ製品を幅広く取り扱い、クラウド時代のビジネスソリューションとしてご提案しています。世界の最先端テクノロジーをいち早くキャッチするマーケティング機能を持ち、お客様に最適なソリューションを導入からサポートまで一貫して提供しています。
CN BUサイト: https://cn.teldevice.co.jp/


<本件に関する報道関係からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社 総務部広報グループ 堀田、山下
Tel:045-443-4132、Fax:045-443-4050
お問い合わせフォーム: https://www.teldevice.co.jp/cgi-bin/form/contact.php

<本件に関するお客様からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社
CN BU コーポレートアカウント営業部 山内
Tel:03-5908-1978、Fax:03-5908-1992
お問い合わせフォーム: https://cn.teldevice.co.jp/product/purestorage/form.html


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