ダイナミックプライシングを活用したEV充電サービス実証について

出光興産株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：木藤俊一、以下「出光興産」）は、日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表執行役社長兼最高経営責任者：内田誠、以下「日産自動車」）および出光興産の100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：渡辺宏、以下「ソーラーフロンティア」）とともに、独自のダイナミックプライシング※1を活用したEV充電サービスの実証事業（実証期間：2021年11月～2022年1月）を開始いたします。※1ダイナミックプライシング：需要や供給等の状況により変動する価格体系のこと



本実証は、経済産業省の「令和3年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金（ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業）」の採択を受けています。

3社は、EVやPHV等の電動車の普及が更に進む将来に向け、電力負荷の低減や平準化を目的として本実証に取り組みます。本実証で再生可能エネルギーを効果的にEV充電に活用することや、電力需要が高まる時間を避けた充電を可能にする仕組みを検証し、カーボンニュートラルの達成と持続可能な電力インフラの実現に貢献することを目指します。

◆実証事業の概要
日産自動車のEV「日産リーフ」ならびにEV充電設備を保有する実証参加者を対象に、電力料金の割引額※2をスマートフォンのアプリケーション上に提示することで、再生可能エネルギーの主力電源である太陽光パネルが発電する昼間や、電力需要の低い深夜などにEV充電を促します。推奨する時間帯に充電いただいた際には、あらかじめ提示した割引額を電気料金から控除します。これにより、実証参加者の行動変容を分析するとともに、実証参加者へアンケートを実施し、仕組みの実効性とサービスとしての実現可能性を検証します。
※2割引額は日々、時間帯により変動します

◆各社の役割と実証事業体制
出光興産：実証事業全体の運営、電気料金メニューの提供、実績集計・分析
日産自動車：実証参加者の募集協力、テレマティクスを使ったEVデータの提供
ソーラーフロンティア：機器システム構築、機器選定・調達

◆実証期間
2021年11月～2022年1月

◆対象参加者
東京電力管内のうち、出光興産が指定する工事可能エリアにお住まいで、「日産リーフ」ならびにEV充電設備をお持ちの個人の方、50名程度を予定しております。なお、本実証に参加いただくためには出光興産が提供する電気プランへの切り替えが必要となります。
その他、ご参加条件を満たしていただいた上で、必要機器の設置、実証へのご参加、アンケートのご回答等を完了いただいた方に、6万円相当の謝礼をお渡しします。

参加ご希望の方には詳細をご案内いたしますので、下記お問い合わせフォームより、お問い合わせ種別「EV充電サービス実証（DP2021実証）」をご選択のうえ、内容欄にお住まいの都/県および市町村をご記載いただき、送信をお願いいたします。

【応募に関するお問い合わせ】
https://s-denki.com/kanto/contact/
（募集締切：2021年9月末、募集人数に達した場合は募集を締切ることがございます）

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000309.000023740.html