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(2021/9/30)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション
弊社に出資するサカタインクス(株)とその関係会社のシークス(株)との3社コレボレーションでIH-EMSを実現。ものづくりを始動。JPCA Show10/27~29に出展予定。
3社コラボレーションで『IH-EMS』を実現します。
国内大手印刷インキメーカーである サカタインクス(株)の印刷配線材料で基板上に回路を構成し
日本最大のEMSメーカーであるシークス(株)の量産技術、生産実績、ネットワーク にて
弊社の『IH(Induction Heating, 電磁誘導)リフロー技術』を使って 『ものづくり』を行います。その最初の製品として自社で世界最薄最・最軽量級フレキシブルで透過性、異形対応も可能なLEDデジタルサイネージ『FDS』を開発しました。
『IH-EMS』は、『IHリフロー』を利用したEMS手法で、お客様の装置への初期投資、技術習得の時間を費やすことなく、ワンストップで生産工程を実現、実装の世界にパラダイムシフトを起こします。
私たちは、低耐熱基材上での今まで諦めていた素材や部品の実装のみならず、セラミックや金属の様な高放熱基板上の実装も可能とする『IHリフロー』の特徴をフルに生かした『IH-EMS』でプリンテット・フレキシブルエレクトロニクスの社会実装も実現します。JPCA Show10/27~29東京ビックサイト南展示棟 1A-06に出展。
私たちWFCは2013年に3D樹脂製タッチパネル(OTP:Outer Touch Panel)を開発する研究開発型ベンチャー企業として創業しました。
そのOTPと外部接続のFPCBを接続する実装方法として、従来の熱、圧、時間もかかるACF(異方性導電性シート)は、OTPの基材が樹脂である為使用できず、見つけ出し、装置化した技術が『IHリフロー』です。
それまで、『IH』を電子基板の実装方法として適用された例は少なく、実装方法としては新しい方法となっています。
現状量産適用の実績も少なく、お客様が『IHリフロー』導入を検討する際の技術習得時間、初期投資の必要性もある為、それが、採用の『壁』になっています。
その問題を打開するソリューションが、今回提唱している『IH-EMS』です。
ご興味を持って頂いたお客様は、技術確認の後、一旦『IH-EMS』で生産を開始、そのメリットを確認した後に『IH-EMS』を続けるか、『IHリフロー装置』を導入するかをご判断頂くことも可能です。
本年、『IH-EMS』で最初の製品として自社でFDS*を開発しました、世界最薄最軽量、フレキシブルで透過性、異形対応もでるデジタルサイネージです。
IH-EMSは『今までできなかったもの』をワンストップで実現するソリューションです。図2にFDS枚葉生産『IHリフロー』装置とFDSを示します。
FDS(Flexible Digital Signage)
『IHリフロー』技術により自社製品として生み出された 世界最薄・最軽量(級)、フレキシブルで、透過性や異形対応も可能な、フィルム基板を用いたLEDデジタルサイネージがFDSです。
構成は基板材料にPET樹脂、紙、布等の低耐熱基材も採用、その上の回路を施し、LEDを『IHリフロー』ではんだ実装しています。
回路も『IHリフロー』のメリットがフルに発揮されるよう設計されており、お客様も開発プラットフォームとしても位置付けられる製品です。その特徴を下記します。
1. フィルム基板なので薄くて、軽量、フレキシブル
2. FDSを繋ぎ合わせる事で大型画面を実現
3. フイルム基板の為、異形対応も可能で、成型品に貼る事で3Dサイネージも実現可能
4. 透明フイルム基材も採用可能な為、LEDの搭載ピッチ次第で透過性のある、軽く、フレキシブルで、窓に張り付けて死角の無いサイネージも実現可能
5. 自発光のFDSをポスターや布でカバーする事で実現されるC-FDS(Covered FDS)はそのカバーを代える事で 何度でも新しい『光って動くサステナブルなポスター』を実現可能。C-FDSはLED非点灯時にはカバーしている材料の質感そのままに、点灯時には情報が表示できる。車載やのれん、組込み用途に期待でる製品。
6. FDSはその特徴を生かし既存のデジタルサイネージ市場に加え、今迄に無い車載やアミューズメント、家電向けの組込型デジタルサイネージの市場も創造できる。
7. 軽量、フレキシブルなので設置方法が簡素化出来る事で、デジタルサイネージのコストの多くを占める『設置費用』の削減、高所設置の危険回避も可能となり、貼ったり剥がしたりが容易となる為、採用シーンが増える事が期待できる。
・弊社所有IHリフローリペア装置にて、不良LEDのリペア(修理)が可能で有り、生産歩留りの向上を実現。同時に不良品の廃棄を減らし、SDGSにも貢献できます。 FDSが、世に広まる事で、そのコア製造技術である、IHリフロー技術を広く世に広め、
『生産技術のデフェクトスタンダードの1つにしたい』 と考え開発しました。
このFDSの開発を通して、お客様の開発上の問題点を把握、IH-EMS構想を発案するきっかけともなりました。
株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション https://wonderf-c.com/
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