Utimaco 次世代高性能HSMプラットフォーム「u.trust Anchor」を発表

u.trust Anchorは、デジタル化の加速に伴い、ITセキュリティにおけるスピードと柔軟性の向上を求めるニーズにお応えいたします。

決済系ソリューションのAtalla HSMを提供するUtimacoは、汎用HSM製品（PCi、アプライアンス型）の拡充を推進


2021年10月、ドイツのアーヘンとアメリカのキャンベル（カルフォルニア州）に本社を置くITセキュリティソリューションのグローバルリーダーであるUtimacoは、次世代HSMプラットフォーム「u.trust Anchor」を発表しました。このプラットフォームは、決済、汎用システムの両方のユースケースに対応した堅牢で統合されたハードウェア・セキュリティ・モジュール（HSM）プラットフォームで、クラウド・サービス・プロバイダーはHSM as a Service（HSMaaS）を提供することが可能となります。


シンプルな管理で、クラス最高のパフォーマンス、無制限の暗号鍵の保管、データの保護やITセキュリティのRoot-of-Trustである暗号鍵の監査機能など、完全なコントロールをエンドユーザーに提供いたします。

u.trust Anchor独自のコンテナ型HSMのアーキテクチャにより、特定のユースケースを解決する複数のファームウェアスタックを同時に実行することが可能になります。例えば、FIPS準拠、決済、ポスト量子暗号、カスタムファームウェア、ブロックチェーンなどを、統合された暗号プラットフォーム上で実行し、暗号インフラを一括管理することができます。これにより、HSMのインストールの複雑さを軽減し、HSMのクラウド化の課題を解決します。その一つに、通常であれば異なるハードウェアを必要とする、決済用と汎用のHSMアプリケーション/サービス（FIPSおよび非FIPS）を追加することができるという、拡張性や柔軟性があげられます。


u.trust Anchorは、実績あるUtimacoのHSMポートフォリオをベースとしており、完全な互換性を備えています。

< u.trust Anchorの特徴 >


最大40,000TPSのクラス最高のパフォーマンス
マルチテナント化された最大32台の完全に独立したコンテナ型QoSを備えたHSM
汎用HSMと決済用HSMの融合
コンテナごとに異なるファームウェアスタックを配備
コンテナレベルでのポリシーと設定によるきめ細かな制御
簡素化されたプロビジョニングとコントロール
既存のデータベース・インフラを活用した無制限のキー・ストレージ
Utimacoオンプレミスとu.trust Anchorのハイブリッド展開
一元化されたリモートによるHSM管理・監視
既存のデプロイメントやUtimacoのAPIとの100%の互換性


< Products & Alliances担当のVPであるMario Galatovicはこう説明します >　
「 u.trust Anchorは、お客様がデジタルトランスフォーメーションを加速させる際に生じるであろう将来的な課題を先取りした、Utimacoの戦略的な開発です。 u.trust Anchorは、汎用と決済のユースケースを組み合わせた統合型暗号プラットフォームになります。お客様の今日と未来の要求を満たすことができる、ベスト・オブ・ブリードのHSMポートフォリオを構築するために必要な機能です。u.trust Anchorは、複雑性と運用コストのどちらも削減することが出来ます。」

< Utimaco社について >
Utimacoは、信頼できるサイバーセキュリティ、コンプライアンスソリューション及びそれらのサービスを提供する、グローバルプラットフォームプロバイダーです。現在、アーヘン（ドイツ）とキャンベル（米国）に本社を置いております。Utimacoは、オンプレミス、クラウドベースのハードウェアセキュリティモジュール、鍵管理ソリューション、並びに規制対象の重要インフラ向けのデータインテリジェンスソリューションを開発しており、Utimacoは、これらの市場分野で世界をリードするメーカーの1つです。
世界に470人以上いる従業員達は、データやアイデンティティ、そして通信ネットワークを保護するための革新的ソリューションやサービスを、責任を持って世界中のお客様と人々に提供しております。さまざまな業界のお客様やパートナーが、Utimacoの高セキュリティ製品とソリューションの信頼性、その長期的投資の安全性を高く評価しております。
詳細はwww.utimaco.com/jaをご覧ください。

＜ お問い合わせ先 ＞
ウティマコ・ジャパンオフィス
お問い合わせURL：https://www.utimaco.com/ja
お問い合わせメールアドレス：[e-mail]

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000076209.html