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(2017/11/27)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社東開製作所
日本の技術力を世界へ! 職人たちが後継の若者と一緒に、新しいモノづくりに挑戦。
東京都大田区で創業60年の歴史と技術を持つ精密板金会社「東開製作所」が、デジタルマーケティングのIT企業とコラボし、新規アイデアを募集して、製品開発するという画期的な試みをスタートしました。プロジェクト専用サイト(https://www.toukai-project.com/)を作り、第一弾として、これまでにない軽量かつスタイリッシュなタブレット台を製作しました。
プロジェクト名は「TOUKAI PRPJECT」。日本の技術力を世界へ向けて羽ばたかせるため、職人たちが立ち上がります。プロジェクトの始まりは、あるIT会社から受けた「軽量でスタイリッシュなタブレット台」の製作依頼。これまで工業製品の製作に特化してした東開製作所にとって、初の試みです。打ち合わせや製作過程ではお互いにいにもっていない一面に刺激を受け合い、プロジェクトチームを立ち上げました。得意の微細加工を活かしたプロジェクトの第一弾となる「軽量でスタイリッシュなタブレット台」製作ものがたりをご覧下さい。
タブレット台 製作ものがたり
1. デジタルマーケティング会社にてデザインコンペを開催
今のトレンドと町工場の技術をマッチングさせるべく、デジタルマーケティング会社にて、デザインの一般公募を実施。全32件の応募作品から最優秀賞に選ばれたデザインを実際に製作することにしました。
最優秀賞のデザインは26歳の会社員の方のアイデアに決定しました。選定したポイントは精密板金の
技術を生かしつつ、斬新でスタイリッシュなデザインであるこです。
カフェにもオフィスにも似合い、照明を配置することにより、金属の良さも引き立つと感じました。
2. 選定されたアイデアからデザイン画を作成
選定したアイデアのデザインをベースに、私たち東開プロジェクトが「実際に製品化するには?」という観点から、耐久性と安定性を考慮した形状、材質や厚みなどを踏まえ、アウトプットを共有できるデザイン画を作成します。
ヘッド部分にタブレットが設置され、利用する際にタップされることを想定すると、安定性の確保が重要になります。そのためヘッド裏に補強を行い、土台部分はバランスを確保できるように奥行きを確保するデザインを行いました。
3. ボール紙を用いて 1/2サイズのプロトタイプを作成
デザイン画でイメージを共有した後、実際のアウトプットをよりイメージしやすいように、ボール紙を利用してハーフスケールのモックアップを作成しました。製作前に「手で触れられるモノ」をお届し、お客さまとのコミュニケーションを図ることが不可欠であると考えております。
4. 使いやすさ、強度と安定性を求め、本製作を開始します。材質はアルミに決定。
サイズは106cm程度とし、持ち運びのしやすい2mmのアルミ材質を採用し、表面はアルマイト処理を実施。
本製作段階においては、実際の鉄板(アルミ板)を利用してデザインに忠実に再現を行います。
曲線部に折り曲げの数を増やすことで、揺れを軽減することに成功。実用化を踏まえての製品開発となるため、元のデザイン性を損なわない範囲で最大限のユーザビリティを考慮して試行錯誤を繰り返します。
お客様が強めにタップすることも想定し、ヘッド部分の補強板を強化しました。これにより、さらなる揺れの軽減を成功することが出来ました。
5. 妥協しない試行錯誤の末、完成品まで到達しました。
シンプルでスタイリッシュなデザインを損なわないようにしつつ、強度と安定性の確保できる工夫を繰り返し、安定して利用できるクオリティに達成しました。私たちは、お客さまのニーズを如何に形にしていくかを目指し、町工場の技術力を発信していきます。
本体とカバーは指定の色からお選び頂けます。また、タブレットのサイズにより、カバーの大きさを変更することも可能です。
カフェやオフィスをはじめ、それぞれの用途に合わせたカスタマイズも可能。薄くてスリム、柔らかなフィルムで、場所をとらず、様々な空間に溶け込みます。
東開プロジェクト専用サイト(https://www.toukai-project.com/)にて、近日発売予定!
どうぞご期待下さい。
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