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(2022/2/28)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:パナソニック
入学や入社、転勤・異動などで引っ越しが増える3月。生活拠点が変わることで、エアコンの購入や買い替えを検討している方も多くいるのではないでしょうか?この度、パナソニック株式会社では、過去3年以内にエアコンを購入・買い替え経験がある20代~60代の男女540名を対象にした「エアコン購入に関する実態調査」を実施しました。
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◎エアコン購入理由、5人に1人は「引っ越しや住宅の購入・増改築」
◎3月は夏時期に次いでエアコン出荷・購入が多い
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「3年以内で新規購入したエアコンについて、購入した理由を教えてください。」という質問では、「引っ越しや住宅の購入・増改築」が約19%に。実に、エアコンを購入する人の約5人に1人は、引っ越しや住宅の購入・増改築を理由に購入していることがわかりました。
「エアコンを3年以内に購入・買い替えた月を教えてください。」という質問では、5月(15.6%)~8月(9.1%)の冷房稼働が本格化する夏時期に次いで、3月(5.0%)に購入する方が多いことがわかりました。
また、日本冷凍空調工業会が発表する「家庭用エアコン(ルームエアコン)国内出荷実績」においても、2021年は6月をピークに5~7月の夏時期が出荷の最多でしたが、夏時期に次いで3月の出荷台数が年間4番目に多い月となり、2021年は8月を超える出荷台数となっています。
(出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会 統計データhttps://www.jraia.or.jp/statistic/detail.html?ca=0&ca2=0)
年間の中でも、実は3月はエアコンの出荷や購入が増える月。その背景には、3月が引っ越シーズンであることも一因となっていると推測されます。
そこで、パナソニック エアーマイスターの福田 風子が、引っ越し時のエアコン買い替えのポイントを解説します。
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【パナソニックのエアーマイスターが解説】
できれば長く使いたい!エアコン移設or買い替え?引っ越し時の判断基準は
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せっかく買ったエアコンは、少しでも長く使い続けたいもの。引っ越し先へエアコンを移設するか、新しく購入するか、まずは下記の2つのポイントをチェックしましょう。
【エアコン引っ越しチェックポイント~エアコン本体編~】
1. 使用年数をチェック!
エアコンの機器本体には「設計上の標準使用期間※」が表示されていますが、多くのメーカーでは「10年」程度となっています。補修用性能部品も製造打ち切り後、10年保存しているメーカーが多いため、新しい家にエアコンを移設するか買い替えるかの判断は、購入から何年経過しているのかがひとつの目安となるでしょう。
※標準的な使用条件に基づく経年劣化に対して、製造した年から安全上支障なく使用することができる標準的な期間
エアコンを買い替えるとなると初期費用はかかりますが、省エネ性や快適さは比べものになりません。一度替えれば10年ほどは使うことにもなるでしょうから、節約と環境負荷の面から見ても、古いエアコンは早めに買い替えることをオススメします。
2. 故障していないかチェック!
さまざまなトラブルが起こってくると、エアコンの寿命が近付いてきているサイン。調子が悪いなと思ったら、引っ越しの機会に買い替えを検討するのも良いでしょう。
●エアコンから変な音がする
エアコンから異音がする、急に大きな音がするようになった時には、室内機の送風ファンの故障や室外機のコンプレッサーの故障の可能性があります。
●全然涼しく(暖かく)ならない
冷風・温風が出ない場合は、冷媒ガスが不足している可能性があります。
●室内機から水が漏れている
ドレンホースの中(排水経路)の詰まり、折れ曲がりなどの可能性があります。
●エアコンの操作ができない
エアコン本体に不具合が起きている場合と、リモコンに不具合が起きている場合があります。
2つのチェックポイントを確認して、お手持ちのエアコンに問題がなければ、続いて引っ越し先の環境を4つのポイントからチェックしましょう。
【エアコン引っ越しチェックポイント~引っ越し先環境編~】
1. お部屋の大きさと日当たりをチェック!
6畳のお部屋に使っていたエアコンを新居の8畳のお部屋に使うなど、畳数に合わない場合はエアコンの効きが悪くなってしまうので、畳数に合ったエアコンを使いましょう。元の広さと同じ畳数であっても、吹き抜けや天井が高い部屋、陽当たりのよい部屋は通常よりもパワーを必要とするため、大きめのサイズ(適用畳数)がよい場合もあります。また木造住宅か鉄筋住宅かによって密閉率が違うため、マンションから木造戸建てに引っ越す方は適用畳数を再度チェックするのがよいでしょう。
2. コンセントの形状をチェック!
エアコンの取り付け位置が想定されている場合、周辺にコンセントも設置されているはずです。しかし、右表のようにコンセントといってもいろいろな形状があるため、まずは引越し先のコンセントの形状と、持ち込むエアコンのプラグ形状を確認しましょう。これが異なっている場合は電気工事が必要になってくるので要注意です。工事には、電気工事士の資格が必要になるため、必ず対応する工事業者様へ依頼するようにしてください。
3. 室内機・室外機の設置場所のチェック!
エアコン本体のサイズを確認し、室内機と室外機がそれぞれ設置スペースに余裕があるかチェックしましょう。取り付けたい場所に「梁」がある場合は、設置に工夫が必要な場合もあるため、業者に相談してみましょう。下記は設置スペースの一般的な目安です。
・天井から5cm以上離す
・左右の壁から5cm以上離す
・家具や植物などで、エアコンの風が妨げられないようにする
※エアコン本体の設置スペースは、機種によって若干異なります。詳しくはご購入予定のお店、もしくは設置業者に確認してください。
設置場所によっては、一般的なサイズのエアコンでは設置が難しい場合があります。そんなときは、コンパクトサイズのエアコンがおすすめ。限られたスペースに柔軟に対応できるだけでなく、存在感を主張しない、より空間に溶け込みやすいデザインが魅力のタイプも。
4. 引っ越し先の気候をチェック!
エアコンを効果的に使うためには、引っ越し先の気候や環境に合わせたモデル選びが大切です。
例えば、寒冷地にお住まいの皆さんは、風雪や厳しい気温の中でもエアコン性能がより発揮される“寒冷地専用のエアコン”をお選びください。
冬の到来が早い寒冷地では、エアコンの設置にもポイントがあります。エアコンは室内機と室外機の設置工事が伴います。室外機の取り付けは、気温が急激に下がる前・雪が積もり始める前に済ませておくのがポイント。
雪が積もってからでは、室外機の設置が困難な場合や春先の雪解時に地盤が緩むこともありますので夏の間に設置されるのをおすすめします。さらに、エアコン性能を保つための防雪部材のご使用や、お住まいの地域の積雪量などに合わせて、室外機を置く場所や設置方法も異なりますので、ご購入時に販売店にご相談ください。他にも、海沿いの場所では潮風の影響により室外ユニットがサビや腐食が発生しやすくなるので、耐塩害仕様室外機をお選びください。
以上計6つのポイントをチェックして、問題がなければエアコンを移設し、引っ越し先でも長く大事にエアコンを使っていきましょう。
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部屋の大きさだけでなく部屋の用途や条件もチェック!
リビングや寝室、お部屋に合わせた最適な機種を
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適用畳数によって対応する能力のエアコンを選ぶのが基本ですが、それだけでは不十分。設置する部屋によって必要とする機能や性能が異なります。エアコンを設置する部屋はリビングなのか寝室なのか子供部屋なのか、使う人は大人なのか子供なのかシニアなのか、などをチェックしておきましょう。
リビング
家の中でも一番広く、一番長くいる場所なので、最も長くエアコンを稼働させるお部屋になります。そのため、省エネ性能が高いモデルがオススメです。
また、それぞれの人に合わせて温度を調整してくれるセンサー機能のついたエアコンだと、より快適に過ごすことができます。
子供部屋
畳数が少ない部屋の場合は、シンプルモデルがオススメ。
お子様はお部屋の中で元気に遊びまわり、ホコリが立ちやすいので、空気清浄機能付きもオススメです。
寝室
寝具は意外とホコリが立ちやすいので、寝具から発生するホコリをエアコン内部に溜めないことが大切。フィルターお掃除機能のあるエアコンがおすすめです。
また、睡眠において、寝室の温度管理は非常に重要な要素です。パナソニックは、2022年1月下旬より「エオリアスリープ(寝室用モデル) PXシリーズ」を発売しました。最大の特長は、ベッドサイドセンサーです。
これまでのエアコンは、本体センサーで検知した温度をもとにお部屋を快適な状態に制御していました。しかし、住宅性能や外気温、家具の配置など、様々なお部屋の状況によって、設定温度と実際に人が寝ているベッド付近の温度に差が生まれ、エアコンをつけていても快眠が損なわれてしまうことがありました。
エオリアスリープの「快眠環境運転」は、ベッドサイドセンサーと連携し、身体が心地よく感じる温度を睡眠の経過時間ごとに制御。眠りはじめは低めの温度で運転。その後、室温上昇の分岐点を自動で判定し、徐々に温度を上げていきます。寝室の室温を自動でコントロールして、暑すぎず寒すぎず、睡眠に適した環境をつくります。たとえば夏場、エアコンを切ると暑くて寝苦しいという方や、朝まで運転したままだと明け方寒さを感じる方の悩みを改善する効果が期待できます。
【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】
パナソニック株式会社
国内空調マーケティングセンター エアコンマーケティング部
自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■「エアコン購入に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2022年1月7日~1月18日
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:20~60代の男女
●有効回答:540名(男性:275名、女性:265名)
※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。
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