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(2022/7/19)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:千代田ビル管財株式会社
米国規格のピュアポリウレアより厳格な純ポリウレア規格のポリウレアをオリジナルレシピで完全国産化。経済安全保障リスクを回避し、ISO認証取得済国内工場生産で、安定供給可能です。
ADHA(アドハ)1000の特徴
1)国内調達の原材料を用いISO認証取得工場で生産する完全国産製品です。
2)耐薬品性を向上させた製品、黄変しない製品、透明な製品など、お客様のニーズに合わせた製品も開発中で、今後、ADHA(アドハ)シリーズ製品としてラインアップ化して参ります。
3)米国基準ポリウレアはウレタン成分を20%まで混在する事を認めていますが、ADHA(アドハ)シリーズの純ポリウレアはウレタン成分の存在を排除し、紫外線劣化抵抗性や加水分解抵抗性を極限まで高めています。
4)スプレー施工する際、養生の上からスプレーし、その後養生を除去する時に割れが発生する問題を生じないよう、レシピ調整しました。スプレー施工後、養生を綺麗に剥がすことができます。
5)自社測定値ですが、塗膜物性は以下の結果でした。
ショア硬度 D50
引張強さ 18~21 MPa
100%モジュラス 7.9 MPa
伸び 460%
引裂強さ 92 N/mm
千代田ビル管財株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:笠原基直)ポリウレア事業部は、紫外線に強く、加水分解抵抗性が高く、秀逸な物性値を持つことで注目されている高機能塗材「ポリウレア」が海外輸入品に依存している国内市況を改善するため国産化に取り組んで参りました。このたびオリジナルレシピによる完全国産純ポリウレア「ADHA(アドハ)1000」を完成したことをお知らせします。
「ポリウレア」は、土木建築の施工用途塗膜材として、建物の防水や床補強はもとより、オリンピックスタジアム/ワールドカップサッカーの客席スタンド、海上橋の強化および腐食防止、トンネルの剥落防止、石油・ガス・水道・排水など各種配管やパイプの強化など、様々な用途に用いられ世界的に利用が広がっています。さらに「ポリウレア」は工業用に用いる高機能樹脂としての利用も今後、大きく期待されています。
「ポリウレア」は爆破に強い特性を持つため米国国防総省の壁面に塗布されていることが宣伝利用されているほか、テレビのバラエティ番組で、スイカや生卵に塗布したものが絶大な強度を持つようになるインパクトが映像で度々紹介されています。米国基準のピュアポリウレアより厳密な純ポリウレアとすることで、一層の性能向上を図るとともに輸入が不要となる国産化で経済安全保障リスクを解決しました。
販売方法は現在調整中で、確定次第販売開始いたします。
既に取り扱いしている海外製純ポリウレア製品は国産品と併売し、今後も販売継続して参ります。
また、弊社では、ポリウレア施工に使用できる超小型スプレーシステム「ジェットライナー」を昨年発表し販売開始しました。この度、QUADRO Mixing Technologyのスプレーノズルを使用するためのスプレーガンアタッチメントを新規に開発しました。これにより、2500PSI程度の高圧リアクターとエアパージスプレーガンもしくはメカニカルパージスプレーガンで作った塗膜と遜色のない物性値の塗膜が生成できるようになりました。
弊社は、今週開催されるメンテナンスレジリエンスTOKYO 2022 第47回 プラントメンテナンスショー(2022年7月20日(水)~22日(金)の3日間 10:00~17:00、於:東京ビッグサイト 東展示棟 ブース番号 M4-071)に出展し、そのブース内でもADHA(アドハ)1000完成について告知を行います。ブース内では、QUADRO Mixing Technologyの実機も展示します。
本件に関するお問い合わせ先(お問い合わせは電子メールでお願いいたします)
千代田ビル管財株式会社
ポリウレア事業部
佐藤精司
E-mail:info@adha.jp
URL:https://www.chiyoda-bkk.co.jp/news/20220711/
※ 千代田ビル管財株式会社は新晃工業株式会社(東証プライム6458)の100%子会社です。
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