企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

テュフズードジャパンより、船舶のサイバーレジリエンスに関する新規則のお知らせ

(2022/10/27)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:テュフズードジャパン株式会社

テュフズードジャパンより、船舶のサイバーレジリエンスに関する新規則のお知らせ

舶用機器のサイバーセキュリティ対策(IACS UR E27)に、IEC 62443国際標準ベースの規則が採択

国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレア・コシャ)より、船舶のサイバーレジリエンスに関する2つの新しい統一規則(UR)が採択されたことをお知らせします。また、「舶用機器のサイバーセキュリティ(IACS UR E27)・IEC 62443対照表」を付録したホワイトペーパーを発行しました。



産業用制御システムの業界では、サイバーセキュリティ対策として、国際標準規格「IEC 62443シリーズ」をベストプラクティスとして活用することが基本になりつつあります。テュフズードジャパンは、IEC 62443の導入から認証に至る各種関連サービスを提供しています。

2022年、国際船級協会連合(IACS: International Association of Classification Societies)は、船舶のサイバーレジリエンスに関する2つの新しい統一規則(UR)として、UR E26とUR E27を採択しました。これらの UR は、2024 年 1月 1日以降に建造契約を結ぶ新造船の船級登録検査から適用されると通知されています。

IACS UR E26とは
IACSのサイト: IACS adopts new requirements on cyber safety によると、IACS UR E26は、船舶の設計、建造、コミッショニングおよび就航後のどのライフサイクルにおいても、OTとITの両方の機器が船舶のネットワークにセキュアに統合されている状態を目指しています。そしてサイバーレジリエンスの集合体として船舶を対象とし、特定、防御、攻撃検知、対応、復旧という5つの重要な機能をゴールとしたルールが規定されています。

IACS UR E27とは
一方、IACS UR E27は、UR E26適用船に搭載される舶用機器が製品レベルでサイバーレジリエンスを強化することを目指しています。本URは、船上システムや機器のサイバーレジリエンスに関する機能要求事項を提示するとともに、船上に実装する前の新しいデバイスに関するプロダクト設計・開発及び実装後の保守・変更等のライフサイクルを通じたプロセス要求事項を提示しています。

IACS UR E27が引用するIEC 62443
テュフズードジャパンが特に注目しているのは、UR E27の48の要求事項すべてについて、IEC 62443が引用されていることです(IEC 62443の3-3から41項目、IEC 62443の4-1から7項目の要求事項を引用)。

IEC 62443は、産業用オートメーション及び制御システムの世界では、サイバーセキュリティ対策を推進するための文書としてグローバルで評価されています。またその認証はサイバーセキュリティの効果的な対策として信頼されています。

舶用機器として船上に搭載されるシステムにおいても、サイバーレジリエンスは喫緊の課題です。その課題に対して効率的、かつスピーディに取り組むために、制御システムの世界で汎用的に採用されて実績を積んでいるIEC 62443は最も確実で、適用しやすい標準であると考えられます。

テュフズードジャパンは、IEC 62443の審査機関として培ったナレッジを活用し、IEC 62443標準を引用した新しいUR E27への適合に向けた造船企業様、舶用機器サプライヤー様のサイバーセキュリティ対策への取り組みをサポートしていきます。

■ホワイトペーパー「舶用機器向け:IEC 62443 産業セキュリティ規格」
・産業用製造技術の進歩により、サイバー脅威に対してどのような脆弱性があるのかを理解できます。
・IEC 62443規格シリーズの全体的なフレームワークと、IEC 62443認証のメリットについて知ることができます。
・産業用サイバーセキュリティに対するテュフズードのアプローチについてご紹介します。
・「舶用機器のサイバーセキュリティ(IACS UR E27)・IEC 62443対照表」が付録されています。

ダウンロードはこちら:https://www.tuvsud.com/ja-jp/resource-centre/white-papers/iec-62443-industrial-security-2022?utm_medium=cooperation&utm_source=website&utm_campaign=2022_10-prtimes-security_na_jp_ps_cps_awa_ts&utm_content=text-link_tsj




Add value. Inspire trust. ―新たな価値、さらなる信頼
テュフズードは、安全、安心、かつ持続可能なソリューションを提供し、信頼されるパートナーであり続けています。試験、検査、認証、そして監査を専門とし、人々や環境、財産をテクノロジーのリスクから守るという理念のもと、1866年以来取り組み続けています。全世界に1,000以上の拠点を置き、25,000以上の従業員と共に活動し、リスク管理や市場へのアクセスを円滑にするという価値をお客様やパートナーに提供しています。テクノロジーの進歩によりもたらされる変化を手助けし、自然界・デジタル界においてより安全かつ持続可能な未来を創造するため、テュフズードはこれからも信頼を提供し続けます。https://www.tuvsud.com/ja-jp

Media Relations:
テュフズードジャパン株式会社
マーケティング部
160-0023 東京都新宿区西新宿4-33-4住友不動産西新宿ビル4号館8F
Contact: https://www.tuvsud.com/ja-jp/contact-us
お客様製品カテゴリで「採用・総務・マーケティングに関するお問い合わせ」をご選択ください。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン