企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

オンセミの炭化ケイ素技術により、全電動化VISION EQXXが1回の充電でさらに長い距離を走行可能に

(2022/11/17)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:オンセミ

オンセミの炭化ケイ素技術により、全電動化VISION EQXXが1回の充電でさらに長い距離を走行可能に

メルセデス・ベンツとの戦略的提携の一環として、オンセミがVISION EQXXの航続距離を延ばす高効率炭化ケイ素(SiC)パワーモジュールを提供





インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミonsemi、本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、メルセデス・ベンツが戦略的提携の一環として、トラクションインバータにオンセミの炭化ケイ素(SiC)技術を採用したことを発表しました。オンセミのVE-Trac SiCモジュールによって、全電動化メルセデス・ベンツVISION EQXXのトラクションインバータの効率が向上し、重量が軽減され、電気自動車(EV)の航続距離が最大10%延長されます。この電気自動車は、ドイツのシュトゥットガルトからイギリスのシルバーストーンまで1,202 km(747マイル)を走破し、1回の充電で走行した最長距離の記録を保持しています。

VISION EQXX は電気自動車の航続距離と効率の新たな基準を確立しながら、持続可能性とラグジュアリー感を失うことなく、100km(62マイル)走行あたりのエネルギー消費量を10 kWh以下に抑えています。これは、基準となる抗力係数が0.17、軽量設計、転がり抵抗の低減、および同等のバッテリーよりも50%省スペース(および30%の軽量化)で100 kWhを貯蔵するバッテリーを使用して達成したものです。かつてない航続距離の鍵を握るのが、トラクションバッテリーに蓄えられたエネルギーの95%を車輪に伝達する電気システムであり、30%程度しか伝達できない内燃機関(ICE)車から大幅に改善されています。

オンセミで、エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼パワー・ソリューションズ・グループのジェネラル・マネージャーを務めるサイモン・キートン(Simon Keeton)は、次のように述べています。「オンセミは、航続距離を伸ばす優れたSiC技術に加えて、SiCソリューションの供給保証、製造をサポートするのに必要な生産規模、インテリジェントなパワーおよびセンシング・ソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。オンセミSiCソリューションの高い効率により、お客様はバッテリーのコストと航続距離の間のトレードオフを回避できます」

差別化のコアピースとなるのが、パッケージングにおける専門技術です。競合他社よりも小さなフットプリントで放熱を改善し出力を高くするのと同時に、パワーモジュールの重量とコストを削減するために重要です。オンセミは、多量SiCブール成長、基板、エピタキシー、デバイス製造、最高クラスの統合モジュール、ディスクリートパッケージ・ソリューションなどのエンドツーエンド供給能力を有する、SiCソリューションの唯一の大手サプライヤです。

electronicaではホールC4ブース101において、VISION EQXXの体験や、それを支えるオンセミの技術の学習、ならびにオンセミの専門家に出会うことができます。この世界有数のエレクトロニクス見本市・会議は、2022年11月15日~18日にドイツのメッセ・ミュンヘン(Trade Fair Center Messe München)にて開催されます。


オンセミ(onsemi)について
オンセミ
(Nasdaq: ON)は、より良い未来を築くために、破壊的なイノベーションを推進しています。オンセミは、自動車と産業用エンドマーケットに注力し、自動車の電動化と安全性、持続可能なエネル ギーグリッド、産業オートメーション、5Gおよびクラウドインフラなどのメガトレンドにおける変化を加速させています。オンセミは、高度に差別化された革新的な製品ポートフォリオにより、世界の最も複雑な課題を解決するインテリジェントなパワーおよびセンシングのテクノロジを創出し、より安全でクリーンでスマートな世界を実現する方法をリードしています。オンセミはフォーチュン500(R)企業であり、S&P 500(R)指数に含まれています。オンセミの詳細については、www.onsemi.jpをご覧ください。

オンセミおよびオンセミのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLC.の登録商標です。 本ドキュメントに掲載されているその他のブランド名および製品名は、それぞれの所有者の登録商標または商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン