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DJI、「Mavic 3 Multispectral」発表、世界の精密農業の発展を推進 

(2022/12/16)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:DJI JAPAN 株式会社

  DJI、「Mavic 3 Multispectral」発表、世界の精密農業の発展を推進 

作物のモニタリング分析を通じて、農家のコスト削減と、生産品質・効率の向上を支援


民生用ドローンと創造的なカメラ技術で世界をリードするDJIは DJI Mavic 3 Multispectral を発表し、世界中の精密農業に従事する個人および組織に高度な生産性ツールを提供します。このバージョンのDJI Mavic 3は、マルチスペクトル画像システムを搭載しており、作物の成長情報を素早く捉え、より効果的な作物生産を実現します。Mavic 3 Multispectralは、精密農業や環境モニタリングの分野で幅広い応用シーンに対応する必携のソリューションです。


DJI Agricultureの北米地域代表Ronnie Liuはこう述べています。「より多くの可能性をユーザーに提供するのはDJI Agricultureの継続的な取り組みです。DJI Mavic 3 Multispectralの発売により、世界中の農家が生産の品質と効率を高め、コストメリットに貢献し、収入を増加させ、近代農業の発展を促進することができます。Mavic 3 Multispectralは、DJIのコンシューマー向けドローンのフラッグシップモデルの設計に基づき、わずか951gの重量で簡単に折りたたんで普通のバッグに収納でき、携帯性を向上することによって、ユーザーがいつでもどこでも作業を行えるよう支援します。

RGBおよびマルチスペクトルイメージングシステム
Mavic 3 Multispectral(以下Mavic 3M)は、2in1カメラシステムにより、ユーザーが圃場で解析結果につなげることができる様々な情報を表示・収集します。RGBカメラは、4/3インチCMOSと2000万画素イメージセンサー、最高速度1/2000sのメカニカルシャッターを搭載しています。最速0.7秒の高速連続撮影を管理し、画像情報を素早く収集できるため、現場での作業効率を大幅に向上させます。また、RGBカメラに加え、より正確な方位情報を提供する4眼式マルチスペクトルカメラにより、人の目では感知できない細部まで感知し、作物の状態をより深く理解することができます。4つのマルチスペクトルカメラはそれぞれ500万画素、以下の波長をスキャンすることができます。
- グリーン(G):560nm ± 16nm
- レッド(R): 650nm ± 16nm
- レッドエッジ(RE):730nm ± 16nm
- 近赤外線(NIR): 860nm ± 26nm

Mavic 3Mはこの2つのカメラを組み合わせることで、高精度な航空測量、作物の生育状況の把握、自然資源調査などのアプリケーションを実現します。

RTKによるセンチメートル単位の測位
Mavic 3Mには、センチメートルレベルの測位を実現するRTKモジュールが搭載されています。ドローン、カメラ、RTKモジュールはマイクロ秒レベルで同期しており、各カメラの撮像中心の位置情報を正確に取得します。これにより、Mavic 3Mは標定点を使用せずに高精度な航空測量を行うことができます。また、最大43分[1]のバッテリー寿命で、Mavic 3Mは1回のフライトで200ヘクタール[2]の広大なエリアの測量・地図作成作業を完了させることができます。

より安全な運用を目指した設計
Mavic 3Mは、2チャンネルの送信信号と4チャンネルの受信信号を統合したDJI O3 Enterprise伝送を搭載し、最大8km[3]の超長距離伝送に対応しています。さらに安全性を高めるため、Mavic 3Mは全方位障害物検知機能を搭載し、全方位の障害物を感知、正確な回避をサポートします。

無限の可能性
幅広い分野のプロフェッショナルユーザーやパートナーを支援するMavic 3Mは、さまざまなエコシステムに統合することができ、スマート農業での無限の可能性を提供します。Pilot 2のMQTTプロトコルに基づく内蔵のDJI Cloud APIを通じて、ユーザーはMavic 3Mをサードパーティのクラウドプラットフォームに直接接続し、情報、リアルタイム映像、写真データなどを収集でき、個別のアプリを開発する必要がありません。また、Mobile SDK 5(MSDK5)にも対応しており、インテリジェントモニタリングなどのシナリオに合わせた専用の制御アプリを簡単に開発することができます。

精密農業のための新しいツール
Mavic 3Mは、さまざまな作業シーンで活躍します。山林や果樹園で地上と同じような空撮が可能です。DJI TerraとDJI SmartFarm プラットフォーム[4]を活用しNDVI植生指標を生成、より効率的かつ局所的な作物処理のためのデータを提供します。自動圃場スカウティングにより作物の異常を検出し、インテリジェントな分析を行うことで、一人で70ヘクタールの農地を管理することができます。

価格と販売時期
製品の詳細、価格、予約注文については、https://ag.dji.com/mavic-3-m をご覧いただくか、DJI正規販売代理店までお問い合わせください。日本での製品出荷は2023年1月を予定しています。

DJI 農業正規販売代理店:https://utcagri.aeroentry.jp/
DJI Enterprise 正規販売代理店 https://www.dji.com/where-to-buy/enterprise-dealers

推奨基本製品構成と参考価格
Mavic 3M 推奨基本製品構成:
Mavic 3M+DJI Care Enterprise+Maintenance Program Service
参考価格:約70万円~
本製品を国や地域で運用するために必要な認証や承認については、各国の規制をご確認ください。

バッテリーのパッケージ販売開始
DJIは2023年3月末までの期間限定でDJI農業ドローン「AGRAS MG-1P」「AGRAS T20」「AGRAS T10」について機体と対象バッテリー4本のパッケージ販売を開始し、パッケージ価格を従来の機体価格でご提供します。農作業の省力化、効率化を実現するDJI農業ドローンをお得に導入する機会です。


[1] 無風環境下の海抜高度で、定速36 km/hで、バッテリー残量が0%になるまでDJI Mavic 3Mを飛行させて測定。この値は、あくまで参考用です。飛行中は、DJI Pilot 2アプリのRTH(ホーム帰還)に関するプロンプトにご注意ください。
[2] 特定のテスト条件:無風の晴天下で、飛行速度15 m/s、飛行高度217 m、地上画素寸法 (GSD) 5.73 cm (RGB)/10 cm(マルチスペクトル)、前方/後方オーバーラップ率70%、サイドラップ(側方オーバーラップ)率60%で、オルソ空撮画像を撮影。
[3] 障害物、電波干渉がなく、FCCに準拠している場合。(日本国内は8 km)最大飛行距離の仕様は、無線の接続強度とレジリエンス(復元力)を踏まえた概測になります。許可がない限り、常に目視可能な場所でドローンを飛行させてください。
[4] 本サービスの対応は未定です。


DJIについて
DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なドローンやカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモート操縦できるヘリコプターの実現に情熱を注ぐスタッフにより創業、運営される、飛行制御技術と手ブレ補正技術のエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮や地上撮影を行う際に、使いやすく、安全な機材やプラットフォームを作ることをミッションとしています。DJIの革新的な製品とソリューションは、映画制作、建設業界、点検・調査業務、非常事態対策や人命救助、農業、管理保全、その他さまざまな産業で、100ヶ国を超える国で採用されています。

www.dji.com/jp | facebook.com/dji.jp | twitter.com/djijapan | youtube.com/DJIJapan | instagram.com/dji_japan | www.linkedin.com/company/dji (C) 2022 DJI JAPAN. 記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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