企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

ローデ・シュワルツとBroadcom社が、次世代ワイヤレス通信デバイスのためのWi-Fi 7テスト・ソリューションで連携

(2022/12/23)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

ローデ・シュワルツとBroadcom社が、次世代ワイヤレス通信デバイスのためのWi-Fi 7テスト・ソリューションで連携

ローデ・シュワルツとBroadcom社は、Broadcom社のWi-Fi 7用チップセットについてR&S CMP180無線通信テスタの有用性検証に成功

ローデ・シュワルツとBroadcom社は、Broadcom社のWi-Fi 7用チップセットについてR&S CMP180無線通信テスタの有用性検証に成功しました。これにより、ワイヤレス機器のOEMやODM企業の皆様には、それぞれのWi-Fi 7対応製品を市場投入する準備に取り掛かっていただけるようになりました。


Broadcom社のWi-Fi 7用チップセットについて、R&S CMP180の有効性が確認されました

ローデ・シュワルツとBroadcom Inc.社から、Broadcom(R) Wi-Fi 7チップセットの自動テスト・ソリューションが利用可能になったことをご案内します。このBroadcom(R) Wi-Fi 7チップセットは、モバイル・ハンドセットのために最適化された業界初のWi-Fi 7用チップセットであり、IEEE 802.11be準拠の同時デュアルバンド2x2動作もサポートしています。ローデ・シュワルツは、ワイヤレス・アプリケーションのための試験・計測機器のトップサプライヤとしてBroadcom社と協力し、研究開発や生産に対応した次世代のワイヤレス機器テスト・プラットフォームであるR&S CMP180の有効性を確認しました。

IEEE 802.11be修正案では、2.4 GHz・5 GHz・6 GHz各バンドでのWi-Fi 7の動作をカバーしています。さらにこの修正案は、モバイル・ハンドセットの高度なアプリケーション実現に必要となる極めて高いWLANスループットを規定することにもなります。そうしたモバイル・ハンドセットの非常に高いスループット実現のカギとなる要素が、最新の4096-QAM変調方式のほか、6 GHz帯で使える320 MHzという広いWLANチャネルやMLO(multi-link operation)機能です。

そのためIEEE 802.11beにともない、試験・計測機器にも多くの課題が課されます。たとえば4096-QAM変調には、必要な解析帯域幅に加えて、最大320 MHzという帯域幅にわたって非常に低歪みのリファレンス・シグナルを送信できる信号生成能力が求められます。またMIMOやMLO方式には、高性能かつスケーラブルなテスト・ソリューションが必要となります。こうした課題に応えるのがローデ・シュワルツのR&S CMP 180です。同テスト・プラットフォームは、RFレベルにおけるBroadcom Wi-Fi 7チップセットの特性評価に有効であり、エラーベクトル振幅(EVM)やタイミング測定、放射周波数の適合性をテストできます。また、ローデ・シュワルツのWMTソフトウェア・サービスは、Pythonベースのモジュール式テスト自動化フレームワークとなっており、最新のBroadcom Wi-Fi 7チップセットもサポートしています。

ローデ・シュワルツでモバイル無線テスタを担当する上級副社長のChristoph Pointnerは次のように説明しています。「Broadcom社のユーザーによる次世代Wi-Fi 7製品の市場投入をお手伝いできることを大変光栄に感じています。この集積チップセットを当社WMTテスト自動化プラットフォームがサポートしたことで、OEMやODM企業の皆様は、Wi-Fi 7対応機器のテストが行える確実で安全な自動テスト環境を素早く構築いただけるようになりました」。

一方、Broadcom社のワイヤレス通信/接続部門のマーケティング・ディレクタGabriel Desjardins氏も次のように話しています。「6 GHzに対応したWi-Fiテストシステムの開発でローデ・シュワルツと協力を続けてきました。その成果として、当社Broadcomのユーザーやパートナー企業による最新Wi-Fi技術の展開をいっそう加速させることが可能になりました」。

R&S CMP180無線通信テスタは、ワイヤレス機器の研究開発や検証から生産にまで対応できる将来性豊かなノンシグナリング・テスト・ソリューションです。最新の周波数や帯域幅に対応するともに高いRF能力を兼ね備えていることから、Wi-Fi 6EやWi-Fi 7を始めとする多くの新しいワイヤレス技術のテストが可能です。さらに、アナライザ(2×VSA)、信号発生器(2×VSG)、RFポート(2×8)とそれぞれ2倍に増えたことで、1台のVSA/VSGテスタで通信技術やデバイスを同時に測定できるようになっています。

ローデ・シュワルツは、R&S CMP180とBroadcom社のWi-Fi 7デバイスによる試験セットアップを、2023年1月5日~8日にラスベガスで開催のCES 2023において西ホール・小間番号6757のブースに出展する予定です。

R&S CMP180について詳しくは、www.rohde-schwarz.com/product/cmp180 をご覧ください。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン