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(2023/2/21)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:アイリスオーヤマ株式会社
最小55cmの狭い通路幅でも走行可能
アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、狭い通路でも安定して、安全に走行できる配膳・運搬ロボット「Keenbot T8(キーンボット ティーエイト) アイリスエディション」(※)の国内販売を開始します。
コロナ禍を経て、サービス業を中心に、労働力不足が深刻化しています。特に飲食・外食産業においては、海外からの入国制限の緩和に伴う外国人観光客の増加や、新型コロナウイルス感染症と経済活動の両立により、一層の需要拡大が見込まれます。そうした中で、サービスレベルを維持・向上しつつ業務効率化を実現できる、自動化・DXへの注目が高まっています。
当社は、ロボティクス事業に2020年11月に初めて参入し、ソフトバンクロボティクス株式会社が提供するサービスロボットに当社の独自開発によるオプション機能を付加した「アイリスエディションシリーズ」を発表しています。2021年2月には、ソフトバンクロボティクスグループ株式会社と合弁でアイリスロボティクス株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)を設立しています。
今回発売する「Keenbot T8 アイリスエディション」は、幅38.cmのスリムなボディと安定した走行が特長で、狭い通路の店舗(最小通路幅55cm)でもスムーズに運搬できます。また、高品質なサスペンションが衝撃を緩和し、安定した走行を実現。周囲の環境に合わせて自動で速度を調整して走行できるため、ドリンクなど液体物も安全に運べます。
当社は今後も、使用環境に合わせてより適切で柔軟な製品の開発と提案を行い、ロボットを活用した新たなアイデアで、人とサービスロボットの共存を推進し、業務・環境改善ソリューションを提供します。
■配膳・運搬ロボット「Keenbot T8 アイリスエディション」特長
1. 狭い通路幅でも走行可能
幅38.4cmのスリムなボディは、ラーメン店や居酒屋などの狭い通路の店舗(最小通路幅55cm)でも、スムーズに走行できます。
2. ドリンクなどの液体物も安定して運搬
高品質なサスペンションが衝撃を緩和することで、スムーズで安定した走行を実現。さらに環境に合わせて、自動で速度を調整して走行するため、ドリンクなどの液体物も安全に運べます。
3. 各トレイに搭載した画像認識カメラが受け取りを検知
各トレイに画像認識カメラを搭載。トレイから料理やお皿などが受け取られたことを検知して、自動で指定の場所に戻ります。また、取り間違いが発生した際に発話することができます。
4. ユーザビリティの高いデザイン
トレイはどの方向からも取りやすいオープンなデザインです。各トレイに搭載されたLEDライトで対象のトレイをわかりやすくお知らせすることで、複数卓配膳にも対応。大型のタッチスクリーンで直感的な画面操作が可能です。
国内での販売開始に先駆け、株式会社さんぱち(所在地:北海道札幌市)が運営する「ラーメンさんぱち」の 21店舗において導入検証を行い、導入が決定しています。
株式会社さんぱち様からのコメント:
「小規模の店舗でもラーメンや飲み物などを安定して運ぶことができ、ワンオペの時間帯でも従業員の負担軽減となり助かっています。トレイ部分のLEDライトが点滅するため、お客様もスムーズでわかりやすいです。小型なボディや可愛らしい表情で走行するところも愛嬌があり、すっかりスタッフの一員です。」
また本日より、株式会社力の源ホールディングス(本社:福岡県福岡市)が運営するラーメン専門店「博多一風堂」の下記2店舗においても「Keenbot T8 アイリスエディション」の導入検証を開始しました。
■ラーメン専門店「博多一風堂」での導入検証について
本格的な配膳・運搬ロボットの店舗導入と店舗DXの推進にあたり、下記2店舗で「Keenbot T8 アイリスエディション」を試験導入し、業務効率化、サービスレベル向上、従業員満足度への影響などを検証。今回の検証を経て、国内外に展開する様々な形状の店舗への導入を検討予定です。
(実施店舗と期間)
・横浜泉店:2月21日(火)~ 3月7日(火)
・サンリブシティ小倉店:2月28日(火)~ 3月14日(火)
当社では、スリムなボディで安定した走行が特長の「Keenbot T8 アイリスエディション」の販売開始により、通路が狭く、これまで配膳・運搬ロボットの導入が難しいとされてきたラーメン店や居酒屋などのお客様へのご提案を進めていく予定です。
■配膳・運搬ロボット「Keenbot T8 アイリスエディション」製品画像
■配膳・運搬ロボット「Keenbot T8 アイリスエディション」製品公式ウェブサイト
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/products/keenbot-t8/
■KEENON Roboticsについて
2010年に設立されたKEENON Robotics(本社:中国上海、代表:Tony Li)は、AIテクノロジーを使用して周囲の生活に力を与えることに取り組んでいます。世界をリードする商用サービスロボット会社です。安定した効率的で実用的な商用サービスロボットをビジネスコアとして、同社はレストラン、ホテル、病院などのさまざまなシナリオにインテリジェントなソリューションを提供し、反復的で退屈なワークフローから人々を解放します。キーノンロボット(KEENON製のロボット)は60か国以上に配備されており、世界中の20,000を超える顧客にサービスを提供しています。
(※) KEENON Robotics株式会社(本社:中国上海、代表:Tony Li)が開発、製造。ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)が輸入、販売元。「Keenbot T8 アイリスエディション」の販売開始に伴い、これまで当社で取り扱ってきた配膳・運搬ロボット「Keenbot(キーンボット) アイリスエディション」の名称を「Keenbot T5(キーンボット ティーファイブ) アイリスエディション」へと変更いたします。
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