車載充電器用ACリレー「AX1」のサンプル提供開始

EV車の車載充電器向けリレー（電子部品）。クラス最小、コストダウンを実現

ＥＭデバイス株式会社（代表取締役社長：山本知弘　本社：宮城県白石市）は、32A/絶縁耐圧4KVクラスでは世界最小レベルの車載充電器用ACリレー、「AX1」を開発いたしました。2023年8月よりサンプル提供を開始いたします。


近年、自動車市場は世界的な環境問題への取り組みの拡大からEVシフトが加速し、2030年には市場の約5割がxEVになると予測されています。一方、日進月歩で開発が進むEVにおいて、航続距離の向上とコストが大きな課題であり、ACリレーに対しても、小型・軽量化、コスト低減が求められています。

EVの販売台数の増加に伴い、車載充電器（On Board Charger）の需要も高まっていくと予想されます。そこで当社は、車載専用ACリレー「AX1」の開発をしました。「AX1」は、航続距離向上という、お客様のニーズに応えるべく、小型化・軽量化を実現しました。32A/絶縁耐圧4KVクラスでは、世界最小レベル*1のサイズとなります。また、当社の製品開発ノウハウを駆使し、従来の当社取扱製品よりも約50%のコストダウンを実現いたしました。　さらにラインアップとして、16Aおよび32A（接点タイプは1aおよび1c）を取り揃えました。



今後当社は、70年の長きにわたって培ってきたリレーの開発技術力を結集し、新たに東北大学敷地内に開設したNEXEMアドバンストテクノロジーセンターを拠点に、世界トップレベルの研究開発力を持つ東北大学と連携しながら、お客様にご満足頂けるような、付加価値を持ったEV用リレーのラインアップを、更に加速的に増やしてまいります。

*1 2023年6月当社調べ

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000113403.html