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那須塩原市の小中学校で児童生徒がキャップ回収|3週間で2.1万個|地域内資源循環の可能性

(2024/3/1)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社サティスファクトリー

那須塩原市の小中学校で児童生徒がキャップ回収|3週間で2.1万個|地域内資源循環の可能性

【実証事業】PETボトルのキャップ入り再生材ごみ袋『FUROSHIKI』を還元



資源循環を支援する株式会社サティスファクトリー(東京都中央区)は、2024年2月にPETボトルキャップ入りの再生材ごみ袋の供給を開始しました。これに先立ち、2023年12月より那須塩原市と連携して、地域内資源循環の実現可能性をはかる実証事業を行いました。本事業では、協力者である黒磯小学校と黒磯中学校にて、児童生徒がPETボトルのキャップを家庭や地域から集めました。2024年3月1日、市はセレモニーを開き、キャップを原料の一部に再生したごみ袋を学校に贈呈します。これを児童生徒が使用することで、地域内資源循環を実体験する機会となります。

経緯|リサイクル参加の実感が環境教育に
 那須塩原市の黒磯中学校区では、もともとSDGsに向けた教育に重点を置き、「自ら課題解決に取り組む児童生徒」を目指していました。その方法として、「課題を知る」だけでなく「校内でも実践」や「地域でできることの計画、立案」を掲げています。
 サティスファクトリーが那須塩原市に地域内資源循環を提案してまもなく、児童生徒の「実体験」となる要素に評価を得て、小中学校での実証事業が決定しました。これを皮切りに、市は地域内の資源利用の見える化を推進していく姿勢です。

結果|キャップの回収量は、想定の3.8倍超
 本実証事業でリサイクルの対象となるのは、黒磯小学校と黒磯中学校の児童生徒が集めるPETボトルのキャップです。これらがごみ袋に生まれ変わり、それを学校に還元することで、児童生徒は自身の身近な物を通じて環境負荷を減らす取組みに参加しているという実感が沸きます。
 那須塩原市より学校へ協力を要請したのは2023年12月。冬休み前に、キャップの回収について児童生徒およびその家庭へ一斉周知されました。年が明け、校内に回収箱を設けると、わずか3週間で2万1,000個が集まりました。これは、想定していた5,500個の3.8倍に及びます。ここから、児童生徒の意欲や家庭の分別意識の高さがうかがえ、資源の使途が明確であることも後押しに繋がったと考えられます。

▼概要


▼児童生徒による回収の様子

(写真提供: 黒磯小学校、那須塩原市)


使途|再生材99%ごみ袋『FUROSHIKI』
 サティスファクトリーは、集まったキャップを再生樹脂に再資源化し、再生材ごみ袋の原料の一部に使用しました。製品は市に提供し、市から学校へと贈呈され、3月の卒業時期までに児童生徒の手に届くよう配慮されています。
 この再生材ごみ袋『FUROSHIKI』は、99%が廃棄物由来の再生原料で作られます。私たちは、資源を大切に扱うだけでなく、焼却処分の回避によるCO2排出削減で脱炭素にも貢献します。2020年に供給開始以来、250事業所からの原料提供と、15,000事業所の製品購入で全国に拡がるなか、2023年にはキャップを5%まで含有することに成功し、資源の地域循環や社内循環を分かりやすく実感いただける製品に発展しています。
(FUROSHIKI商品サイトはこちら


展開|■■内資源循環の拡大へ
 サティスファクトリーおよび那須塩原市は、本実証事業を通じて、地域内資源循環の実現可能性の高まりを確認しました。資源循環における要所は分別と回収であり、その意欲を増すのは成果物の必要性です。今後は、再生品の製造も栃木県内で行えるよう、連携して計画を進めてまいります。
 また、これは企業にとっても「社内資源循環」の可能性を示すロールモデルになると考えます。キャップ入りFUROSHIKIの原料回収と提供を広く推進し、クローズドループの価値を実感できる機会を提供してまいります。

|社会を100年先に繋ぐ、環境問題解決企業
会社名: 株式会社サティスファクトリー
所在地: 東京都中央区八丁堀三丁目12番8号HF八丁堀ビルディング8F
代表者: 代表取締役 小松 武司
設立: 1996年11月
事業内容: 廃棄物マネジメント事業/環境コンサルティング事業/再資源化プロダクト事業環境教育事業/環境教育事業
資本金: 1億円
Webサイト: https://www.sfinter.com/





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