企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

CAMBRIDGE GAN DEVICES、GANベースの電源開発でITRIと覚書を締結

(2024/5/30)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:Cambridge GaN Devices Ltd.

CAMBRIDGE GAN DEVICES、GANベースの電源開発でITRIと覚書を締結

最初のターゲットはeモビリティ、工具、ノートPC、携帯電話向けの30w/in3超の140-240W USB-PDアダプタ


ファブレスのクリーンテック半導体企業であるCambridge GaN Devices(CGD)は台湾の工業技術研究院(ITRI)と、USB-PDアダプタ向けの高性能GaNソリューション開発におけるパートナーシップを強化する覚書を締結しました。この覚書では国内外の市場情報の共有、潜在顧客への共同訪問、販促をカバーしています。


Andrea Bricconi | 最高商務責任者、CGD

「電源ソリューション開発で豊富な実績を持ち、多くの特許を保有している研究部門を擁するITRIと提携できることを嬉しく思います。一部の基板設計は6月にニュルンベルクで開催されるPCIM展示会のブースでデモを実施する予定です。CGD独自のICチップ・アーキテクチャとITRIが特許を保有する設計を活用し、製品の小型化、高効率/高電力密度、コスト競争力を実現します」と述べました。

Wen-Tien Tsai 氏| 商用電源設計チームリーダー、GEL/ITRI

「CGDのIC強化GaN(ICeGaN)は、使いやすさの向上、スマートな温度制御、ゲート信頼性の向上を実現する、斬新なプラットフォームです。これらの利点がITRIの新しい電源設計に加わることを嬉しく思います」と述べました。

WBG(ワイドバンドギャップ)半導体の主要アナリストであるYole Groupによると、GaN市場は10億ドルを超過することが予想され、通信用電源、車載用DC/DCコンバータ、車載充電器などの用途で著しい成長が見込まれています。しかしGaNデバイスを採用した市場で初めて商品化された製品はUSB-PDアダプタであるため、今回のパートナーシップはまずこの市場に向けて設計を開発する予定です。具体的にはeモビリティ、電動工具、ノートPC、スマートフォンなどのアプリケーション向けに、30W/in3超の電力密度を持つ140~240Wの電源ソリューションを開発します。


Cambridge GaN Devicesについて

Cambridge GaN Devices(CGD)はエネルギー効率と小型化において飛躍的な進化をもたらすGaNトランジスタとICを設計、開発、販売している企業です。CGDはエネルギー効率の高いGaNソリューションを提供することで、日常生活にイノベーションをもたらすというミッションを掲げています。CGDはICeGaN(TM)テクノロジーが大量生産に適していることを実績によって示しており、製造パートナーシップと顧客パートナーシップを急速に拡大しています。ファブレス企業のCGDはケンブリッジ大学からスピンアウトした企業です。創業者兼CEOのGiorgia Longobardi博士とCTOのFlorin Udrea教授は同大学の世界的に有名なHigh Voltage Microelectronics and Sensors(HVMS)グループと強い結びつきを持っています。CGDのICeGaN HEMTテクノロジーはイノベーションへのコミットメントで獲得した継続的に拡大する強力なIPポートフォリオによって保護されています。CGDチームが持つ技術的、商業的な専門知識とパワーエレクトロニクス市場での豊富な実績は同社の独自技術が市場で受け入れられる基盤になっています。

工業技術研究院(ITRI)グリーンエネルギー環境研究所(GEL)について

世界をリードする応用技術研究機関のITRIは6,000人以上の優秀な研究者を擁しています。ITRIは技術研究開発を通じた産業発展の推進、経済的価値の創出、社会福祉の促進をミッションに掲げています。ITRIは最先端のIC開発機関として1973年に設立され、技術系ベンチャー企業を育成し、研究開発成果を産業界に還元する役割を開始しました。最先端技術の研究戦略では技術を実用化するインテリジェンスの強化を目標としており、
スマートな生活、質の高い健康、持続可能な環境、そして強靱な社会という4つのアプリケーション領域に重点を置いています。GELはITRIの中でもエネルギー効率、電力システム、低炭素環境、環境/エネルギー政策の分野において持続可能な環境の技術の強化に取り組んでいる最大のコア研究所の1つです。エネルギー効率の分野では固体光源、高効率空調、スマート/グリーン・ビルディング、エネルギー管理/制御システム、スマート・グリッドなどに関連した卓越した技術を確立しており、大きな成長が見込まれるエネルギー/環境分野における環境技術と人材を育成しています。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン