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レゾナック社、エンソートのMIアクセラレーション・プログラムの採用を拡大

(2024/8/21)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:エンソート合同会社

レゾナック社、エンソートのMIアクセラレーション・プログラムの採用を拡大

デジタル人財の育成と製品開発の推進に重要な役割を果たす




科学研究開発のデジタル変革を推進するエンソート合同会社(所在地:東京都港区 代表:溝上勝功、以下:エンソート)は本日、日本の機能性化学メーカーである株式会社レゾナック(所在地:東京都港区 代表:高橋秀仁、以下:レゾナック)が、エンソートのマテリアルズ・インフォマティクス(MI)アクセラレーション・プログラムの採用を拡大したことを発表しました。MIを研究開発に統合することで、新規材料製品開発を飛躍的に加速することができますが、その成功のためには、研究者が機械学習や情報科学などの知識とスキルを習得する必要があります。エンソートのMIプログラムは、データを最大限に活用することで得られる知識や洞察を新たな価値の創出に活かすための包括的な戦略を策定し、実行する支援をします。

レゾナックの研究者は、エンソートMIの専門家の指導の下、材料データをモデリングするための最先端の機械学習と AI スキルを身につけただけでなく、プロジェクトの計画、プロトタイプの開発、取り組みの発表などの実地経験も積みました。これは大きな成果をもたらし、レゾナックは1年足らずで、このユニークなイマージョン・プログラムの参加者数をほぼ倍増させました。2024年には、レゾナックは当初の参加者数の3倍を計画し、両社のパートナーシップ延長は科学者のスキル向上に一層貢献する見通しです。

レゾナックのフェロー 兼 計算情報科学研究センター長 奥野好成氏は、次のように述べています。「エンソート社とのパートナーシップの成果には大変満足しています。MIのコンサルティング・サイエンティストと共に学ぶ伴走型の人材育成は、当社の競争力強化に寄与しており、研究者たちは、イノベーションを推進する考え方を身につけてきています。」

MI手法の中核には、AIや機械学習ツールを活用して堅牢なソフトウェアアプリケーションを作成し、物理や化学の原理だけに頼ることなく、産業界の真の課題に取り組む能力があります。エンソートが提供するMIアクセラレーション・プログラムの最大の差別化要因は、このMI手法を熟知した技術チームです。エンソートのチームは、レゾナックから参加する科学者やエンジニアが、ラボで効率的な意思決定を行い、最終的に新製品を迅速に市場に投入するという結果を確実にもたらすよう支援します。

エンソートは、これまでにレゾナックの科学者がさまざまなMIプロジェクトを推進するのを支援してきました:
- 予測モデルを使用して、機能性化学品開発のための複雑な材料設計空間の探索を支援するアプリケーション
- 最新の自然言語処理ツールを使用して学術文献からポリマー特性データを抽出した、目的に応じたトレーニングデータセット
- ディープラーニングを用いた品質管理モニタリングのための堅牢な自動画像検査システム
- 機械学習による化学計算の高速化


「MIを効果的に導入することは、新技術の適用や新しいプラットフォームの採用にとどまらず、人、プロセス、技術を変革することになります。エンソートのMIアクセラレーション・プログラムの目標のひとつは、まさにそれを実現し、科学者の考え方に革命を起こすことです。私はレゾナック社の研究者が変貌を遂げ、新しいアプローチを業務に取り入れる準備が整っているのを目の当たりにし、満足しています。来年も引き続き彼らの成功を促進できることを楽しみにしています。」と、エンソートのMI部門プロフェッショナルサービス&カスタマーサクセス担当ディレクターであるMike Heiber博士は述べました。

レゾナックの科学者たちは、幅広いMI技術を探求しただけでなく、MIプロジェクトを推進するためのより効率的で強固な手法を迅速に採用し、その恩恵はプログラム外の科学者たちにも及びました。また、開発されたソフトウェアツールのいくつかは、より広範な影響を及ぼし、関連する新たなビジネス課題に適応して新たな可能性を開きました。


エンソートのMIアクセラレーション・プログラムの詳細については、以下をご覧ください。https://enthought.jp/materials-science-chemistry/materials-informatics-acceleration-program/


Resonac(レゾナック)グループについて
レゾナックグループは、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル等を展開し、川中から川下まで幅広い素材・先端材料テクノロジーを持つ化学会社です。2023年1月に昭和電工グループと昭和電工マテリアルズグループ(旧日立化成グループ)が統合し、新たなスタートを切りました。新社名の「Resonac」は、英語の「RESONATE:共鳴する・響き渡る」と、Chemistryの「C」を組み合せて生まれました。レゾナックは「共創型化学会社」として、共創を通じて持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。2023年度の売上高は約1兆3千億円、うち海外売上高が53%を占め、世界22の国や地域にある製造・販売拠点でグローバルに事業を展開しています(2024年2月時点)。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

株式会社レゾナック・ホールディングス https://www.resonac.com/jp/

エンソートについて
エンソートは、独自の技術と深い科学的専門知識で研究開発におけるデジタルトランスフォーメーションを支援し、科学的発見の加速と継続的な革新を推進しています。
独自のプロセス、人材、テクノロジーを横断して変革するアプローチにより、デジタルを駆使できる研究者を育成し、分析可能な科学データの活用を加速させることで、ラボが科学とビジネスにおける価値創出の促進者になるようにしています。

エンソートのアプローチは、電子、半導体、材料設計、製造、製薬、バイオテクノロジー、エネルギー、消費財に及ぶ様々な業界で研究開発組織の変革を支援しています。

本社は、テキサス州オースティンに位置し、日本の東京、英国ケンブリッジ、スイスのチューリッヒにもオフィスを構えています。詳細情報については、www.enthought.jp をご覧ください。また、Facebook、リンクトインとX(旧ツイッター)でも、エンソートの情報をご覧いただけます。

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