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(2017/9/28)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:千鳥屋総本家株式会社
創業寛永七年(1630年)の老舗「千鳥屋総本家株式会社」(本社:東京都豊島区駒込)は、羽田空港第1旅客ターミナルビル2階のセレクトショップコーナー「羽田スタースイーツ」に、2017年10月1日(日)~2018年1月9日(火)の期間限定で、新コンセプトのブランド「光悦(こうえつ)」の販売店舗をオープンします。
東京の玄関口であり、日本各地への発信基地でもある羽田空港において、手土産として喜ばれるラインナップを揃え、この場所でしか買えないという限定感のあるプレミアムな品を提供していきます。約390年の歴史を持つ老舗の伝統の製法を活かし、現代の生活にマッチさせた新感覚の商品にご期待ください。
「千鳥屋総本家」について
「千鳥屋総本家」は、江戸時代の寛永七年、長崎に伝来した南蛮菓子の製法をいち早く学び、焼き菓子の専門店として九州・佐賀県の地に創業した菓子舗です。
昭和三九年の東京オリンピックの年に、14代目が上京し、東京に初進出。駒込の地に店舗を構え、現在に至るまで、約390年もの歴史を誇る老舗菓子店となります。
代表菓子である、千鳥の焼印が愛らしいロングセラー「千鳥饅頭」は、創業から間もなく、伝統の製法を受け継ぐ「かすていら生地」に手亡豆(白いんげん)の餡を加えて創作された、独自の饅頭です。菅原道真公の「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という故事にちなみ、名菓「千鳥饅頭」と名付けられました。
この他にも、「千鳥饅頭」と同じく、福岡県・八女の小麦粉を使った「丸ボーロ」、中にほっくりとした金時豆入りの粒あんどら焼き「花づつみ」、東京で考案された「東京あずきグラッセ 薄露(うすづゆ)」や、ほんのりシナモンが香る「東京 隅田川」などが知られます。さらに、自家製の薄焼きクッキーでホイップクリームを巻き上げた「チロリアンホルン」や、細かく砕いた薄焼きクッキーにミルククーベルチュールチョコレートを合わせた「フィルデン」など、洋菓子も手がけています。
「光悦」について
ブランド名の「光悦」は、桃山時代から江戸時代初期に活躍した文化人「本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ)」(永禄元年(1558年)~寛永十四年(1637年))の名を戴いています。
書家、陶芸家、芸術家として活躍した光悦は、『風神雷神図』で知られる絵師・俵屋宗達と並び、「琳派(りんぱ)」の祖の一人と言われています。「寛永の三筆」の一人と称され、その書流は「光悦流」の祖と仰がれる人物です。
そんな光悦を敬愛する「千鳥屋総本家」14代目は、昭和六三年(1988年)、駒込にある「千鳥屋総本家」本店の向かい側に「和菓子 光悦」という店舗を開業し、約20年間ほど、「千鳥屋総本家」とは異なる菓子を創作してきました。
今回、新たに生まれ変わったブランド「光悦」は、ブランドの原点を見据えつつ、商品ラインナップを一新。桃山時代より花開いた日本の美と芸術の代表「琳派」をイメージし、日本の菓子の起源である果実にこだわりました。素材、品質、おいしさを追求した品々を、伝統的なおもてなしでお届けします。
「光悦」のお菓子について
【光悦最中】 つめる/tsumeru
光悦の代表作として有名な、蓋を高く山形に盛り上げた形が特徴的な「舟橋硯箱」(東京国立博物館所蔵)。平安時代中期に編纂された『後撰和歌集』に収められた源等(みなもとのひとし)の歌、「東路の佐野の舟橋かけてのみ思い渡るを知る人ぞなき」の「舟橋」にかけたデザインが目を引きます。この形を中心に、縁起物をモチーフにした様々な形の最中を、宝箱のように華やかに詰合せました。
【光悦饅頭】 ねる/neru
「いちじく」 日本古来の果実・いちじくを練り込んだこだわりの餡を、しっとりとした生地で焼き上げました。
「黒炭木苺(くろすみきいちご)」 竹炭を練り込んだ真っ黒な皮と真っ赤な木苺餡のコントラストをお楽しみください。
【果実餅】 つつむ/tsutsumu
果実をこだわりの白餡と柔らかなお餅でつつみました。
「きんかん」 蒸気釜で炊き上げた鹿児島県産の金柑入りです。
「うめ」 国産の青梅の旨みをシロップ漬にしてつつみました。
「いちご」 厳選した国内産の新鮮ないちごを丸ごと使用しています。
【市田柿のお菓子】 はさむ/hasamu
市田柿を丸ごと使って抹茶求肥を挟んだ、見た目も味もそのまま楽しめるお菓子です。
※今後、「千鳥屋総本家」では、2018年に駒込本店・巣鴨店のリニューアルオープンと、それに伴う新商品発売を予定しています。それに先立ち、2017年10月13日(金)に、「大森とうきゅう店」の店舗を先行でリニューアルオープン。記念商品を期間・数量限定で販売予定です。
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