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-紅葉・秋冬キャンプ 新しい楽しみ方となるか- ドローン所有率4.8%“興味あり”は約半数買わない理由「金額」「場所」「マナー」

(2017/9/28)

カテゴリ:調査レポート

リリース発行企業:株式会社スペースキー

-紅葉・秋冬キャンプ 新しい楽しみ方となるか- ドローン所有率4.8%“興味あり”は約半数買わない理由「金額」「場所」「マナー」

アウトドア総研 ドローンに関する調査

株式会社スペースキー(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:佐藤祐輔)の運営する、アウトドアに関する調査・研究機関「アウトドア総研」(http://www.outdoor-ri.com/)では、アウトドアユーザーに対し様々な実態調査を行っています。今回はドローンに関する調査を実施し、結果をレポートにまとめました。



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調査結果抜粋
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◆アウトドアユーザーのドローンの所有率と購入意欲
所有率:4.8% / 興味あり:48.5% / 興味なし:46.7%
◆ドローン所有者の利用シーン
 買ったが使っていない:40.0% / 自宅・庭:35.7% / アウトドア:35.7%
◆興味はあるが未購入 その理由 金額:47.1% / 場所:45.6% / マナー、法令:36.1%
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昨今、利用方法や商品の多様化から以前と比べ身近なものとなったドローンは、空撮や飛行可能地域の観点からアウトドアと相性が良く、商用・個人利用問わず今後の普及に注目が集まります。アウトドア総研では所有率と購入意欲、またその回答別に個別のアンケートを実施。調査結果をまとめました。


■ドローン所有は5%未満 今後の広がりの余地は
はじめに「問:現在ドローン(無人機)はお持ちですか?(単一回答)」の質問に対し、回答は以下の結果となりました(回答項目順)。<図1>
「持っている」:70(4.8%)、
「興味はあるが今は持っていない(過去の所有を含む)」:701(48.5%)、
「興味が無く、購入の予定もない」:675(46.7%)、

<図1 ドローンの所有率と購入意欲>



所有されている方はまだ少数派ですが、興味ありと回答する方が約半数となり今後拡大してく可能性があります。一方興味なしの回答も約半数となり、同じフィールドで楽しむユーザー同士でのドローンの利用に関する意見の対立やトラブルが発生する可能性も考えられます。


■所有者「購入したが、ほとんど使っていない」4割
次に、前問で「持っている」と回答したユーザーに「問:普段の利用シーンを教えてください。(複数回答可)」を質問したところ回答は以下の結果となりました(回答数順)。<図2>。
「購入したが、ほとんど使っていない」:28(40.0%)
「自宅や庭などの個人私有地」:25(35.7%)、
「アウトドアなど郊外に行った時」:25(35.7%)、
「競技場や体験場などドローンの利用が許可された公共の施設内」:1(1.4%)

<図2 所有者/普段の利用シーン>



購入したものの使えていないユーザーが4割、アウトドアシーンで利用しているユーザーも4割弱にとどまる結果となりました。楽しみ方や、飛行場所の認知に問題がある可能性があります。


■興味ありでも買わない理由 「金額」「場所」「マナー」か
同じく、前問で「興味はあるが今は持っていない(過去の所有を含む)」と回答したユーザーに「問:購入に至っていない理由を教えてください。(複数回答可)」を質問したところ回答は以下の結果となりました(回答数順)。<図3>。
「機器の金額が高いと思うから」:330(47.1%)
「利用できる場所が少ないと感じるから」: 320(45.6%)
「周りの目やマナー、法令が気になるから(分からない) 」:253(36.1%)
「機器がすぐに壊れてしまうイメージがあるから」: 125(17.8%)
「特に理由はないが楽しさや必要性を感じない」: 63(9.0%)
「なんとなくマイナスイメージがあるから」: 38(5.4%)

<図3 興味あり/購入しない理由>



結果を見ると「金額」「場所」「法令・マナー」が上位となり、「金額」については約半数の方が購入の壁として感じているようです。またその他自由回答では「一般利用するには時期早々。様子見」「購入経路の情報を知らないから。免許必要なのかわからない。」といった声もあり、周りに利用しているユーザーが少ない、情報が少ないなどの理由も考えられます。


■今後の普及のポイントは?
今回の結果から、将来的にドローンの利用に対してアウトドアユーザーの中で賛成派と反対派に意見が別れる可能性があるものの、現状はまだフィールドでの利用自体が少ないことが分かりました。法規制は整ってきていますが、ユーザー同士で事前に声がけをするといったお互いに配慮した利用方法の模索や、施設側が利用可能区画を設けるなど、独自のルールを導入することが大切なのかもしれません。またメーカーサイドの努力としては具体的なメリット(利用すると何が楽しいのか)の啓発や、利用可能な場所の情報の提供、また法令やマナーについての情報提供が、今後のアウトドアシーンでのドローン利用の拡大の鍵となるかもしれません。


【調査概要】
・調査期間:2017年8月30日~2017年9月7日
・対象:キャンプ場予約サイト「なっぷ」会員 (https://www.nap-camp.com/)
・調査方法:インターネット調査
・回答者数:1446(男性:1008、女性:438)



【スペースキーについて】
スペースキーは、「もっと自由なアウトドアを、すべての人へ」をビジョンに、月間765万人が利用するアウトドア業界最大のWEBメディア群、ポータルサイトを運営しています。また国内シェア最大級のキャンプ場業務管理システムや、アウトドア用品の二次流通活性化に向けた中古買取・販売サービスを推進しています。2017年より事業アセットを有効活用した、地方創生に向けたアウトドアツーリズム推進により、「コト」を観光商品化し、アウトドアシティプロモーションを推進する取組を行っています。
<株式会社スペースキー:http://www.spacekey.co.jp/
<アウトドアに関する調査・研究機関 「アウトドア総研」:http://www.outdoor-ri.com/

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