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(2018/2/1)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社講談社
『藤田嗣治画文集「猫の本」』に続く藤田嗣治の魅惑の世界、それは「少女画」!!
藤田嗣治が描き続けた女性たち。その中でも少女は晩年まで描き続けた題材でした。
初期から晩年までの作品を制作年順に掲載されているので、画家としての藤田の生涯をたどることができます。自身も少女を題材の1つに創作を続けている会田誠さんが、藤田が残したたくさんの「少女画」の中から85点を選び、コメントを添えました。実作者ならではの言葉をお楽しみください。
巻末には藤田の作品を見るために、秋田県とフランス・ランス市を訪ねた会田さんのインタビューとレポートも収録。
■書名:『藤田嗣治の少女』
■発売日:2018年2月15日
■定価 : 本体3,000円(税別)
■体裁:B5変型(182×226mm)96ページ ハードカバー
■講談社刊
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062209595
<「あとがき」より>
とにかく藤田はスゴイ。生まれ持った才能もあり、芸術家の出世・サバイバルに関する知略にも長け、それ以上になによりも勉強熱心で、仕事が大好き。それゆえに国際的成功という結果をちゃんと出した。日本人の美術家の大先輩として、僕なんぞはひたすらこうべを垂れるしかない。
ただし、僕は藤田を神格化しない。する必要がないくらい、藤田は人間的欠点(は言い過ぎなら、アンバランスさ)を抱えた、チャーミングな人物だったと思うからだ。
【編著者紹介】
会田誠(あいだ・まこと)
美術家。1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了(油画技法材料研究室)。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。近年の主な個展に「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、2015)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(鹿児島県霧島アートの森、2014)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、フランス・ナント、2014)、「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012-2013)、「昼と夜」(現代美術センター、リトアニア・ヴィリニュス、2011)など。著書にエッセイ集『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(幻冬舎、2012)、『カリコリせんとや生まれけむ』(幻冬舎、2010)、漫画『ミュータント花子』(ABC出版、1999/ミヅマアートギャラリー、2012)、小説『青春と変態』(ABC出版、1996/筑摩書房、2013)など。
<2月10日開幕! 会田誠展「GROUND FOR NO PLAN」>
会場:会田誠展「GROUND FOR NO PLAN」特設会場
東京都港区北青山3-5-12青山クリスタルビルB1F/B2F
会期:2018年2月10日(土)~2月24日(土)
10:30-18:30(無休 金曜は10:30-19:30)
http://www.obayashifoundation.org/urbanvision/
<没後50年 藤田嗣治展 東京と京都で開催!>
・東京都美術館 会期:2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)
・京都国立近代美術館 会期:2018年10月19日(金)~12月16日(日)
観覧料:一般1,600円(1,400円)、大学生・専門学校生1,300円(1,100円)、
高校生800円(600円)、65歳以上1,000円(800円)※( )は前売・団体料金
※団体は20名以上 ※中学生以下無料
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